【ウラガワ見学】子どもから大人まで大好きな「高知アイス」の製造現場を直撃!

有限会社 高知アイス

本誌連動いの町

こんにちは!
ほっとこうちのビッグメンこと、編集スタッフの植田大輝です!
高知が誇るものづくりの現場に突撃する新コーナー。
記念すべき第1回目は、みんな大好き「高知アイス」さんに伺いました!

いの町下八川にある「有限会社 高知アイス」

高知の素材にこだわる「高知アイス」

「Made in 土佐」をコンセプトに、高知県の素材を活かしたアイスを作っている会社です。「シャーベットを作るなら美味しい水が必要」という理由から、いの町下八川にある仁淀川のほとりに工場を構えるほど、商品の素材に対してとことんこだわっています。「高知の美味しい素材を伝えられる商品が作りたい」。その思いで作り続けたアイスの種類は、現在20種類以上にものぼり、高知県はもちろん、県外や海外からも人気を集めています!

今回は、今が旬、四万十川流域で育った栗と、仁淀川町産のほうじ茶の相性が抜群な「ほうじ茶くりアイス」の製造現場に直撃しました!

アイス製造の現場に直撃!

早速工場の中に突入! まずは、衣服や体をしっかり除菌して、清潔な作業服に着替えます。特大サイズの作業服をお借りました。

アイスに使用する四万十栗です。自分の手のひらに乗せても感じる存在感と、ズッシリとした重さにビックリ! こちらの栗も含め、アイスに使われる素材は、社長さんや社員さんが生産地に直接足を運び、土佐の豊かな自然で育まれた果実や野菜を生産者の方から直接買い付けているそう。栗の皮を、一個一個手作業で剥いていき、甘露煮にして、アイスと混ぜ合わせられるようペーストにしていきます。

ほうじ茶を加えたアイスの原液をタンクの中に入れて殺菌し、そのあと素早く冷却していきます。タンクの中は4℃に保たれているそう。タンクから出てきた原液から漂う、ほうじ茶の香ばしい香りが堪りません♪

そして、甘露煮のペーストと原液を空気を含ませながら混ぜ合わせます。こうして、フワフワしたクリーム状のアイスが出来上がり! 

出来上がったアイスを、充填機によってカップに移していきます。充填機を導入する前はすべて手作業で行われていたというから驚きです。

重量チェック、金探チェックを通過した後、フタにラベルシールが貼られ、冷凍庫へと運ばれます。

子どものころから「高知アイス」を食べて育ってきた植田。製造される様子に終始釘付けでした!

「高知のおいしいを伝えたい」という思い

工場のそばには透き通った仁淀川が流れている。

今回、工場を案内して頂いた「高知アイス」の皆さんが商品について説明してくださっている時、目がキラキラと、輝いていたのがとても印象に残っています。商品開発の話では、「どんな高知の素材でも活かしたい」という探求心から、きゅうりやキムチ、山椒もアイスにしてみるなど、高知のさまざま素材に挑戦的に向き合う、アイス作りの姿勢に感銘を受けました。

工場から車で約3分のところにあるカフェ「高知アイス売店」。仁淀ブルーが見渡せる絶景を眺めながら、アイスはもちろん、「高知アイス」を活かしたおいしいスイーツも頂ける♪

自然豊かな仁淀川のほとりから産み出されている「高知アイス」。私たちが普段何気なく食べている、そのおいしさのウラガワには「土佐のおいしい素材を伝える」という、33年も続く熱い思いがありました!