「いつか2人で店を」… 夢を叶えた父子鷹による
土佐の絶品寿司や和食を存分に堪能して
追手筋沿いのビル地下に佇む「久保」。板場に立つのはこの道34年の大将と、その息子である直也さん。握りは主に大将が、巻物や一品ものは直也さんが主に担当しており、チームワークの良さは父子ならでは。「寿司職人の父と和食料理人の自分とで、『いつか店をやろう』と話していた」とは直也さんの言葉。念願叶えて一昨年5月に店をオープンさせたが、大将の昔馴染みだけでなく「この店に惚れた」という常連も多い。全国から集めた旬のネタを使い、寿司やお造り、焼き物などが手頃に楽しめるとあれば、それも納得。2人の掛け合いを眺めながらつまむ寿司のなんと美味いことよ。