妊娠中の準備で、産後をもっと楽に楽しく!

キッズニュース南国市

妊娠すると体に変化が生じ、腰の痛みや尿漏れ、つわりなどの症状に悩まされる方や、赤ちゃんがちゃんと(無事に)育っているのか、出産が恐いなどの不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、妊娠・出産・産後のからだと心をサポートする「Asyl(アジール)」の小川たまみさんに、妊娠中の不安解消におすすめな「胎話」と、産後の体力回復を早めるために必要な3つのことについてお話を伺いました。これを抑えておけば、妊娠や出産が最高の体験になるはずです。

今回お話を伺ったのは、2児の妊娠・出産経験と、ボディセラピストとしての知識を活かし、県内外のママの「産前産後トータルサポート」を行っている小川さん。

ご自身が妊婦の時に欲しかったサポートを提供したいと、「お腹の赤ちゃんとの胎話」「妊婦・産後整体」「安産・産後エクササイズ」「安産のつくり方講座」「よもぎ蒸し」のほか、妊娠中から産後の悩みをその都度受け止めて解決し、体も心も整えてお産をサポートをするオンライン相談などを幅く広く実施している。

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妊娠中の不安解消におすすめな「胎話」

「妊娠」が未知で、これからの見通しが立たなくて、怖くなったり、不安になったりすることがありますよね。知識を学んだり、適度な散歩や体操などで体を動かすことで、妊娠中の不安やからだのトラブルが改善されることもありますが、不安でいっぱいな妊婦さんには、まず、お腹の赤ちゃんとの「胎話」をおすすめしています。

「胎話」は、一方的な話しかけではなく、おなかの赤ちゃんを1人の家族として受け入れ、気軽にお喋りする、双方向のコミュニケーション。例えば、「おなかの居心地はどうかな?」「赤ちゃんは食べたいものはあるかな?」など、赤ちゃんの気持ちや状態を感じ取ることでお母さんも赤ちゃんもリラックスできますし、育児の練習にもなります。胎話して生まれた赤ちゃんは、育てやすく、お産が楽になる傾向がありますよ♪

妊娠・出産は、女性にとって一生の思い出であり、子育てのスタートラインです。おなかの赤ちゃんに話しかけ、楽しくコミュニケーションをとることで、赤ちゃんの存在をより身近に感じ、親子の絆も強まります。辛くて、不安で、怖いだけはなく、喜び溢れる祝福の時間を過ごせるはずです。

また、妊婦には、変化する妊婦の体と心、赤ちゃんに導かれる事でうまれる、優しいリズムがあります。大人や社会のリズムとは違い、バランスをとるのが大変なこともあると思いますが、休みたいと思った時にはなるだけ休むなど、体と心が求めていることにできるだけ従ってあげてください。

睡眠と栄養をとる

産後に生じる悩みは、妊娠中に準備しておくことで軽減されるものがたくさんあります。今回は、産後の体力回復を早めるために必要な3つのことについてお話しますが、何といっても大切なのは、睡眠と栄養です。

妊娠・出産によってお母さんのカラダには大きな変化が起きており、産後の体はとても疲れている状態です。すぐに妊娠前と同じ状態に戻るわけではなく、ここで無理をすると回復が遅れたり、その時は良くても、数ヶ月後に体調を崩してしまうこともあります。最初から家事や育児を完璧にこなそうとせずに、まずは、ミネラルや栄養をしっかりとって、体を休めることを優先させてくださいね。

長く睡眠時間を確保できない場合は、睡眠の質を上げる工夫をしてみてくださいね。

コミュニケーションをとる

やってほしいことを相手に正確に伝えるのは、簡単なようで難しい作業です。体調が悪い時に伝えようとすると、余計に伝わらないこともあるので、日頃からやってほしいことを伝える練習をしておいてくださいね。コミュニケーション力がついていると、周りに上手に頼ることができます。

また、日中1人で赤ちゃんのお世話をしていると、誰でもノイローゼになりそうになる時があります。思い出すと、私自身も周りの子育て中の友達も、子どもが乳児で、ずっと家に1人でいる時は、みんな結構疲れていたなと思います。

ちょっとした事を話して共感し合えるだけで子育ては楽しくなるので、大人と喋りたいと思ったときに時のために、おしゃべり先を作欲しておいてください。家族や知人だけでなく、地域のイベントや、子育てママのオンラインサロンなどの活用もおすすめです。

もし、社会に取り残されているような孤独感を感じる場合は、ぜひ赤ちゃんとコミュニケーションをとってくださいね。1人じゃないですよ。赤ちゃんと対話することで、孤独感が軽減されます。

人に頼る力(お任せする力)をつける

頑張り屋さんのママが多いですが、私はよく「産後は1.2ヶ月は養生せなアカンよ」とママ達に伝えています。「産後1ヵ月は何もしない」くらいの心づもりで、その準備を事前にしておくと、楽に過ごすことができます。

いろんな人の手が必要になるので、産後に来てご飯を作ってくれそうな人、テイクアウトできるお店など、頼れる先もたくさん書き出しておいてください。思っていたよりも書けるものが少ない人は、事前に調べて増やしておくと、困った時に心強いです。妊娠中から人に頼ることをやっておいてくださいね。

まとめ

妊娠中の不安は心の持ちようで変わり、産後の回復は妊娠中の準備で早まります。「気合で乗り切ろう」「甘えちゃいけない」「頑張らなきゃ」と思いすぎず、身体も心も準備して、妊娠も出産も最高の体験にしてくださいね。女性って素晴らしいな!と、自分に自信がつく経験になると思います。

私は、体をケアすることで、もっと女性の人生の喜びや楽しさを伝えたいと思っています。一緒に楽しい妊娠から産後生活を送るため、一人で悩まずに何でも相談してくださいね。オーダーメイドの産前産後プランでサポートしています。

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