【食べて応援キャンペーン】密着取材!水産・農畜産業者さんの声を聞いてみよう!

高知家の美味しい食材 食べて応援キャンペーン高知県北部高知県西部高知県東部

高知家の水産・農畜産業者さんに密着取材!

新型コロナウィルス感染症流行の影響により、県内の生産者の方々が打撃を受けています。今こそ、生産者の方々が作られた美味しい食材を県民みんなで食べて応援! 地産地消にご協力ください。

【File No.05】
高知の乙女は真っ向勝負!
食べたくなるお魚をお届けします!

株式会社小島水産 加工部 衛生管理担当
猪師 沙綾佳(いのし さやか)さん

養殖に最適な環境を求めて、四国全域を産地として活動する(株)小島水産。徹底した品質管理によって飼育される「乙女鯛」や「乙女鰤」は、今や全国に根強いファンを持つオリジナルブランドだ。そんな同社も、今年は新型コロナの流行によって、例年に比べ出荷数が大きく減少している。加えて、飼育から水揚げ、検品、商品の提供に至るまでの細かな独自工程や、輸送システムなど、ブランド性を保つための飼育コストも大きく、これらをどう維持していくかも今後の課題となっている。

そんな中、加工部で衛生管理を担当している猪師さんは「期待してくれる人がいるからこそ、ブランド性は絶対に保っていきます!」と強く語る。SNSなどを通じて「あの魚をまた食べたい」と声を届けてくれるお客さんがいること、それが飼育に携わる生産者一人ひとりの情熱に繋がっている。自慢の魚だからこそ、(株)小島水産は新型コロナの流れに真っ向勝負。これからも変わらず「また食べたくなる」そんなお魚を出荷していく。

厳しい基準で鮮度にもこだわる
専門スタッフが漁場に出向き、サイズや品質等を厳しい基準で検品。基準に適した魚だけを、畜産生簀及び大型陸上水槽へ運搬して輸送していく。

見た目も美しい乙女鯛
グァバ茶ポリフェノール高配合飼料の効果と品質管理を徹底し、自然な桜色の姿、弾力ある肉質、美味しい味を実現。加工品のお届けは鮮度バッチリの真空パックで!

小島水産HP

【File No.06】
果肉も香りも真心もギッシリ!
自慢の「物部ゆず」をお楽しみください!

JA高知県香美地区物部柚子生産部会 部会長
宗石 正志(むねいし まさし)さん

ゆずの産地として名高い高知県の中でも、玉出し(青果)といえば香美市の「物部ゆず」だろう。水捌けの良い絶好の傾斜地を活かした栽培・収穫方法に徹底してこだわっている。さらに、全国トップクラスの選別基準を設けることで、一握りの果実として市場に出回る「物部ゆず」は、あざやかな黄色が美しく、今年の6月には県内初の農林水産省による地理的表示(※GI)保護制度にも登録された。

そんな「物部ゆず」の栽培に職人魂を燃やし、長年、地域農業を支えてきたのが物部柚子生産部会に所属する170名の農家さん。いよいよ迎える出荷シーズンを前に、部会長を務める宗石さんは「今年は物部ゆずにとって節目の年。新型コロナに負けず、最高の柚子を届けたい!」と想いを語る。また例年、大人数で行われていた出荷作業なども、感染防止対策を万全にして実施するとのこと。県内のスーパーなどに「物部ゆず」が並び始めるのは11月下旬。是非ともお試しあれ!

全国トップクラスの選別基準
2度に分けて行われる選別作業で、ゆずの色合い、大きさ、キズを入念にチェック! 厳しい選別基準をクリアしたゆずだけが「物部ゆず」となる。

魅力いっぱいの青果ゆず
色づきの良い果皮の中に、果肉がギッシリ詰まった「物部ゆず」は、日持ちしやすいというのも人気の理由。魚に、鍋に、お酒や、お風呂にと活躍の場面も多数!

JA高知県HP