2008年5月号掲載 The Pray

ただ希望を奏でる為に、奏であい完成したTROICA


●「Pray」には、「祈り」や「救い」という意味がありますが、なぜバンド名に?
トオル(以下、ト)‥「音楽で世界を救える」とか、たいそうな事は全然思ってないんですけど、俺も音楽がないと生きていけなかったから、曲を聴いてくれてるファンの子達にも「1人でも自分達の作る歌詞と曲で、面倒くさい事とか辛い事があったときに俺等の音で一瞬でも救えたら」と思って、バンド名に意味を持たせました。

●アルバム「TROICA」はどんな1枚?
ト‥結成から今までの「The Pray」の曲を出したという感じだから、ライブでほとんど演ってる曲ばかり。次に出す音源は、今書き下ろしで作ってて、コンセプトを打ち出していこうかなと思ってるんです。俺の作る音楽は、きっと新しくもないし、斬新でもないと思う。けど、音楽を聴いたときに、「根底から胸を鷲掴みにされる感じ」が好きだから、聞いた人がそう感じてくれたら嬉しい。

●「陰と陽」「静と動」が上手く表現されてて、すごく音構成が練られてますよね。楽曲に関してのテーマはある?
ト‥歌詞に関しては、「日本語詩と良い意味での分かりやすさ」。基本的には、音楽はエンターテイメントだし、そこに辛さや痛みばかり書いても救われないし。かといって、楽しいことばかりでもないんですけどね。あと、弱い自分とか、だんだん醜く汚れていく自分に勝ちたいし、「青く」いたい。その辺を考えて書くから、歌詞には時間かかりますね。

●「The Pray」のライブはどんな感じ?
ト‥実は、あんまりちゃんと歌ってないかも(笑)ライブの時は感情の方が出ちゃって、歌詞も変わったり、わざとキー上げたり、ピッチ変えてみたり… でもワンマンじゃない分、何かひっかかるキッカケを作りたくて「限られた枠の中でインパクトを出そう」と、やってる感がありましたね。やる以上は1人でも多くの人に聴いてもらいたいし、届けたいと思うから。

●読者にメッセージを!
聴いてくれた人にとって、聴き流すアルバムじゃなく、レンタルするアルバムでもなく、「買って良かった」と思える大事な1枚になってくれればなと思ってます。4月29日に、高知キャラバンサライでのライブにも来てもらって、一緒に共感できれば嬉しいです。


プライ
2006年末、それぞれのバンドで活動していた各メンバーが集まって結成。全員が高知在住ながら、活動拠点を大阪に置き、独自の音楽性&スタイルを貫いたライブを行う。4月29日にキャラバンサライでのライブが決定し、5月からは初の主要都市にてライブも行う。(写真左よりK-suke、トオル、 Ituski)

1st Full Album「TROICA」
2000円・発売中「祈り」「救い」等の意味を持つ「Pray:プライ」をキーワードに、血の通った音・孤独・悲しみの中にある強さ・優しさを綴った、2人称の世界を表現する詩を手に。The Prayの世界観が、遂に今作で明らかに。

その他のインタビュー記事