ディープなとんかつ愛に満ちた「JOIN」のランチ

JOIN

グルメ高知市

ディープな愛、持ってますか?
こんにちは、編集課の村田です。

「語り出したら止まらない」とか、「知識を聞かれるとどうしても喋っちゃう」そんな熱い思いを持つ人を見ると羨ましくてたまりません。

今回ご紹介する「JOIN」さんは、まさにその深い愛に満ちた
\\トンカツワールド 全・開!//の店主が営むお店です。

高知市帯屋町にオープン

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今回お邪魔したのは、高知市帯屋町にある「JOIN」さん。
東洋町で「グリル JOIN」を営まれてる店主が、2023年12月帯屋町で2号店をオープン。

緑のテントと相反するように掲げられた真っ赤な「とんかつ」の文字に
(((これはクセが強そうだ)))
と気圧されつつ、ドアをノックしました。

大人の居心地良い空間

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店内は2人掛けのテーブルが3つ、外のテラス席が3席と至ってシンプル。
人数により机を引っ付けてくれるそうで、店内には最大6〜7人が入れます! けど、どちらかというと、少人数の大人で来た方が利用しやすそうです。JOIN-03天井には「joujoumitsuko」さんが手がけた植物たちが生い茂っています。
シックな家具も相まったナチュラルで居心地の良い空間に、お喋りが捗りそう…

お喋り上手な店主

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素晴らしい笑顔ですね。
この方が店主のトンカツ職人、玉口さんです。

玉口さんがトンカツと出会ったのは小学生の頃。
ご両親に連れて行ってもらった大阪のお店で、「こんなに美味い食べ物があるのか!!」と雷に撃たれ、それ以来トンカツの沼へ。高校生のバイトの頃からトンカツ屋さんで勤め、その奥深さを勉強した長年のノウハウが詰まっています。

ランチで気軽に本格派の味を

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こちらが2024年4月よりスタートした「とんかつ定食」(1980円)。
さすが玉口さんの愛の集大成、堂々たる見た目です。

主役の四万十豚の肩ロースに、計算され尽くされた口当たりとキメの特製パン粉をまとわせ、油にイン。入荷したお肉の状態を見ながら、揚げる温度・タイミング・切る厚さなどをその都度変更するという、まさに職人技でこの美しさが完成されています。私は運ばれてきた瞬間、断面に染み出た肉汁の美しさに感動しました…。言葉通り、艶々としてます。

「お客さんに提供した瞬間が一番美味しいと自信を持って言えます!」という玉口さんの言葉が頭に駆け巡り、写真を撮る時間が惜しい…と歯を食いしばりながら撮影しました。

そして、そのカツに合わせるのは自家製「塩、ウスター、オリジナル」の3種類。
トンカツビギナーの私は、どの順番で食べるといいか聞くと「脂の部位は塩がおすすめですよ」とのこと。先生のお言葉をありがたく受け取り、一口。
衣がサクサクサクッと口の中で心地よい音を立てながら崩れ、塩が脂の旨味・甘味を引き立てて口福感満点です。

夜のメニュー

こんなにトンカツ・トンカツ連呼してますが、その他のメニューも気合い入ってます

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見てください、この美しい夜限定のオードブルを…! 
お刺身にバゲットに、お野菜に「ちょこん」がいっぱいのった贅沢な一皿。

喜んで写真をパシャパシャ撮っていると、玉口さんが「女子、こういうの好きでしょ〜!」とニッコリ。私もニッコリ大きく頷きました。よくわかっていらっしゃいます。

「JOIN」まとめ

玉口さんのトンカツ愛にあてられて、私も沼の入り口に立ってしまった気がします。

昼夜問わず、大人の居心地の良い空間で3種のソースと共に味わう、四万十豚のトンカツ。涙を飲んで撮影をした私に代わって、皆さんはトンカツが出てきた瞬間にかぶりついてくださいね。村田との約束です。