香り高い蕎麦を提供する老舗の味を求めて
国道32から旧道へと車を走らせると見えてくる、大きい「おそば」の暖簾と趣のある木造のお店が目印の老舗蕎麦屋「喜多八」。御年80才、蕎麦を打ち続けて43年を迎えた店主が作る蕎麦を求めて、昼のピーク時間を過ぎても連日多くの人が訪れる。
ここで提供するのは、蕎麦殻を多く含んだ黒い蕎麦。香り高く健康的な蕎麦で、しっかりとした味わいが魅力的。
写真は、さっくり衣の天ぷらとピリリと辛い大根おろしでさっぱりいただく冷たいお蕎麦「おろし天そば」( 1500円) 。たっぷりの大根おろしと蕎麦つゆを麺に絡ませて一気に啜って。
また、本場京都から取り寄せたニシンの甘露煮がのった「冷やしにしんそば」(1200円)もおすすめ。5種類の出汁をブレンドして作るつゆも創業当時から試行して辿り着いた歴史ある味だ。丼メニューも充実していて、それぞれにミニかけそばが付くので、蕎麦も丼もという方はそちらをどうぞ。