唎酒師コンビが奏でる 造り手の顔が見える酒と 料理のペアリングに酔う

酒の間 くろもしろも

グルメ高知県中部高知市

左から「かつおパテ クラッカー添え」(650円)、恵里さんの出身地・大分の「とり天」(800円)。中央奥は白子がとろける「マーボー白子」(1200円) 。

「辛くて強い味のマーボー白子には、甘酸っぱく爽やかな『川鶴 讃岐くらうでぃ』の濁酒をどうぞ」と、料理との相性を解説してくれる店主・大和寛佳さん。料理は奥さんの恵里さんが担当。「その日の素材で日本酒に好相性な料理を心がけています」。

カウンターメインのこじんまりした店内だけに少人数で日本酒談義に花を咲かせるには最適。料理は毎日変わる。日本酒は90ml500円~。チャージ500円。

二人して唎酒師の資格を有するだけに、その提案に間違いなし。扱う日本酒は全国の銘柄を30種類程度。その大半は蔵元と直接会い、酒造りの姿勢に共感できたものにこだわる。

2018年のオープン以来、土佐酒だけでは飽き足りない左党の支持も厚い。