四万十町に工房併設のショップを構え、伝統的な刃物からモダンなオリジナル刃物まで幅広く手がける「黒鳥鍛造工場」。
「愛着が湧いて大事に使いたいと思っていただける包丁を作りたい」という6代目・梶原弘資さんの素敵な想いとともにご紹介!
四万十町にある工場兼ショップ
平成26年に改装したショップ。奥には工房があり、予約すれば工場見学も可能!
黒鳥鍛造工場について
創業は、明治時代初頭。150年以上も続く、土佐打刃物の老舗鍛冶屋。
「野鍛治」として、農具や林業刃物など、山林で囲まれた土佐の暮らしにあった刃物を作ってきた。今なお、時代に合わせ、生活に根ざした多種多様な刃物を手がけている。
6代目 梶原弘資(かじはらひろし)さん
昭和54年生まれの四万十町出身。小学生の頃は工房が遊び場で、作業している祖父や父親の側で木を削って、剣や船を作ったりして遊んでいたという。
時代に合わせた商品開発とともに、若手鍛治師の人材育成への取り組み、SNS等での情報発信など土佐打刃物の魅力を発信し、業界全体を盛り上げようと奮闘中! 店頭では弘資さん自ら修理や研ぎ直しの相談・レクチャーが受けられる。
手がけている製品とこだわり
「その人にとって愛着が湧いて大事に使いたいと思ってもらえるような1本を作る。そんなメーカーになりたいですね」と弘資さんは笑顔で話す。
刃に市松模様や桜といった和柄のデザイン性あふれる逸品。贈答用にもおすすめ!
「アウトドア好きの友人から相談を受けて生まれた商品です」と紹介してくれたこちらは、薪を割ったり野外での調理にも役立つ「ブッチャーナイフ」。この1本でアウトドアが充実する優れもの♪
購入先について
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黒鳥鍛造工場
住所:高知県高岡郡四万十町本堂430 -
黒鳥鍛造工場HP
https://tosakurotori.com
まとめ
使う人に寄り添う刃物の伝統を脈々と受け継いでいる「黒鳥鍛造工場」。
その他にも伝統的な刃物など詳しく見てみたい方はこちらの「黒鳥鍛造工場HP」をチェックしてみて。
さらに、高知県では伝統工芸品・特産品、職人達を紹介する「デジタルパンフレット」を配信!
挑戦している職人の一言から、職人になるまでのヒストリー、愛用者の声などを紹介。読めばあなたもきっと職人達を応援したくなるはず。ぜひ一度覗いてみて♪
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