香南市の「アクトランド」で絵金の絵馬提灯を初公開!

創造広場「アクトランド」

開催日開催中〜2022年5月29日(日)

絵金派アートギャラリー

イベント香南市

こんにちは、ほっとこうち新人スタッフの楠瀬です。

おでかけの秋ということで、訪れたのは香南市の「アクトランド」!

「アクトランド」はいつ来てもワクワクしますね!

アクトランドには、「アート」「カルチャー」「テクノロジー」にまつわるギャラリーが全部で8つもあるんです。

今回は、9年ぶりに「真作」が発見された絵金の作品が話題の「絵金派アートギャラリー」をご紹介します。

 

浮世絵師「絵金」とは?

女性の美しさが追求された「美人図」

「絵金さん」の愛称で親しまれる弘瀬金蔵は、高知出身の幕末に活躍した浮世絵師。

「土佐赤岡絵金祭り」のおどろおどろしい「芝居絵屏風」が有名ですが、写真の「襖絵」のように美しい画風の作品も残っています。

 

石川五右衛門のストーリーを絵馬提灯で

絵金が描いた「絵馬提灯」

発見された絵馬提灯の題材は、「釜淵双級巴(かまがふちふたつどもえ)」。

盗みを働き、釜煎りの刑にされたといわれる「石川五右衛門」が主人公とのこと。

24枚にもおよぶ連作で、五右衛門の生誕から、駆け落ち、釜煎りされる最期まで、物語を楽しみながら鑑賞することができます。

 

 

スマホをかざすと、小さな学芸員さんが登上!

音声ガイドを聞きながら、じっくり鑑賞するのがおすすめ。

「AR学芸員さん」が画面の中を動き回りながら、絵の見どころを楽しく紹介してくれる作品もあります♪ ※アプリのインストールが必要です

 

照明が落ちると雰囲気が一変します

「お祭りでロウソクに照らされた本来の雰囲気も味わってほしい」ということで、照明が10分置きに切り替わるのも展示のポイントです!

 

絵の中で五右衛門が持っている「がん灯」の展示も

こちらは今でいう懐中電灯。正面のみを照らすので持ち手の顔が見えず、どの角度で持っても火が消えない盗賊にとっては優れもの。

五右衛門率いる窃盗団が「これから盗みに入るぞ!」という場面で登場しています。

 

五右衛門風呂のフォトスポットも

記念に1枚

石川五右衛門の名前が由来といわれている、五右衛門風呂にも入ることができます。

絵金さんの絵馬提灯とは違って、のんびり温まっている感…(笑)

 

限定のオリジナルドリンクでひと休み♪

「極彩の血赤」(600円)

五右衛門風呂の後は、冷たい飲み物でリフレッシュ。

今回の企画展限定!フローズンベリーが入ったおしゃれドリンクかと思いきや、横に添えられているのは血赤…?

 

血赤を残さず注ぎます

絵金が作った極彩色をイメージした「血赤シロップ」を、絵金になった気分で足せば完成!

不気味な名前とは対照的に、フルーツたっぷりで爽やかなお味です♪

 

お土産チェックも忘れずに

絵金グッズが色々

絵金さんの魅力にハマったら、絵金グッズをお家に連れて帰るのもアリですね。

アクトランドの「宵を彩る 絵馬提灯の世界」は2022年5月29日(日)まで延長となりました!

 

入館料/単館チケット  大人1000円、高校生以下500円、小学生未満無料

           ※龍馬歴史館のみ大人1500円、高校生以下800円、小学生未満無料

            1日パスポート(全館出入り自由)大人5000円、高校生以下2500円