こんにちは、ほっとこうち新人スタッフの楠瀬です。
おでかけの秋ということで、訪れたのは香南市の「アクトランド」!
「アクトランド」はいつ来てもワクワクしますね!
アクトランドには、「アート」「カルチャー」「テクノロジー」にまつわるギャラリーが全部で8つもあるんです。
今回は、9年ぶりに「真作」が発見された絵金の作品が話題の「絵金派アートギャラリー」をご紹介します。
浮世絵師「絵金」とは?
「絵金さん」の愛称で親しまれる弘瀬金蔵は、高知出身の幕末に活躍した浮世絵師。
「土佐赤岡絵金祭り」のおどろおどろしい「芝居絵屏風」が有名ですが、写真の「襖絵」のように美しい画風の作品も残っています。
石川五右衛門のストーリーを絵馬提灯で
発見された絵馬提灯の題材は、「釜淵双級巴(かまがふちふたつどもえ)」。
盗みを働き、釜煎りの刑にされたといわれる「石川五右衛門」が主人公とのこと。
24枚にもおよぶ連作で、五右衛門の生誕から、駆け落ち、釜煎りされる最期まで、物語を楽しみながら鑑賞することができます。
音声ガイドを聞きながら、じっくり鑑賞するのがおすすめ。
「AR学芸員さん」が画面の中を動き回りながら、絵の見どころを楽しく紹介してくれる作品もあります♪ ※アプリのインストールが必要です
「お祭りでロウソクに照らされた本来の雰囲気も味わってほしい」ということで、照明が10分置きに切り替わるのも展示のポイントです!
こちらは今でいう懐中電灯。正面のみを照らすので持ち手の顔が見えず、どの角度で持っても火が消えない盗賊にとっては優れもの。
五右衛門率いる窃盗団が「これから盗みに入るぞ!」という場面で登場しています。
五右衛門風呂のフォトスポットも
石川五右衛門の名前が由来といわれている、五右衛門風呂にも入ることができます。
絵金さんの絵馬提灯とは違って、のんびり温まっている感…(笑)
限定のオリジナルドリンクでひと休み♪
五右衛門風呂の後は、冷たい飲み物でリフレッシュ。
今回の企画展限定!フローズンベリーが入ったおしゃれドリンクかと思いきや、横に添えられているのは血赤…?
絵金が作った極彩色をイメージした「血赤シロップ」を、絵金になった気分で足せば完成!
不気味な名前とは対照的に、フルーツたっぷりで爽やかなお味です♪
お土産チェックも忘れずに
絵金さんの魅力にハマったら、絵金グッズをお家に連れて帰るのもアリですね。
アクトランドの「宵を彩る 絵馬提灯の世界」は2022年5月29日(日)まで延長となりました!
入館料/単館チケット 大人1000円、高校生以下500円、小学生未満無料
※龍馬歴史館のみ大人1500円、高校生以下800円、小学生未満無料
1日パスポート(全館出入り自由)大人5000円、高校生以下2500円