【SDGs×平成学園】子どもたちの日常が自ずとSDGsにつながっていく

こうちSDGsガイドブック南国市

高知県は、「SDGsの広がりによる持続可能な地域社会づくり」を掲げ、県内事業者によるSDGsの達成に向けた取り組みを推進しています。

今回は、学校法人平成学園におけるSDGsの取り組みを紹介します♪

【現在の取り組み】日常的に触れていくSDGsの取り組み

「学校法人平成学園」では、子どもたちの自律と協調を目標とした「根っこ教育」を理念に、かねてより子どもたちが日常のなかで自ずとSDGsへの関心を抱ける教育環境づくりに力を入れてきた。自然に包まれた木造の園舎で行われる「木育」をはじめ、災害発生時、「自分の命は自分で守る」という意識を育む「防災」への意識づけといった、多数の取り組みがある。

また、食材に対する感謝の気持ちを忘れず、豊かな心を育む「食育」では、給食に園内で育てた食材を使用したり、「野菜の皮等を園の土に還元する体験」を通して、フードロスゼロの習慣づくりを促進している。また、「米袋でエコバッグを作ろう!」といった園内行事も積極的に開催し、何気なく捨てている物の中に、資源として活用できる物があることを学べる機会の提供に取り組んでいる。

【今後の取り組み】パートナーシップで教育の質を高める

「木育」の取組みでは、高知県森林研究センターと連携し、「木についての出前授業」を開催。また、森の中を歩き、木に直接触れることで子どもたちが木を感じる時間を作っている。今後は、植樹の体験等を通じてパートナーシップを活性化させ、SDGsの取り組みや教育の幅を広げていきたい。

【メッセージ】認定子ども園ひまわり 園長 田辺 さおりさん

園では毎日、地球温暖化防止ソングに合わせた「エコ体操」をしています。歌詞と振りを覚えた子ども達が、それぞれの家庭で体操をすることで、保護者にもSDGsの認識が広がります。SDGsの取り組みは、幼児教育の質の高さにも関わること。より良い日本にするため、子ども達の見本になるように、これからも着実に取り組みを進めていきます。

【企業情報】学校法人平成学園

「あそびのなかで学び、学びのなかであそぶ」という幼児期のあり方を大切に、「すべての子どもの豊かな育ち」の実現に努めている。

  • 学校法人平成学園
    [創業]平成2年
    [従業員数]135名
    [住所]南国市岡豊町中島1219-1
    [電話]088-866-4400
    [URL]http://www.heiseigakuen.jp