高知県は、「SDGsの広がりによる持続可能な地域社会づくり」を掲げ、県内事業者によるSDGsの達成に向けた取り組みを推進しています。
今回は、株式会社中成におけるSDGsの取り組みを紹介します♪
目次
【現在の取り組み】いろいろな廃材を再活用!働きやすい職場づくりも
「株式会社中成」では、環境省が定めた環境経営システムの登録制度「エコアクション21」の取り組みから派生して、SDGsに関する事業をスタート。SDGsに取り組むことは、豊かな山林に囲まれた津野町において、年間3万〜4万立方メートルもの木材を扱う地元企業としての責務と考えている。 例えば端材は、その種類や大きさに応じ、バイオマス発電、製紙や養豚場の敷物から、天狗高原で販売されるキーホルダーの素材まで多様な再活用を実践。
また、ワークライフバランスが整った働きやすい職場づくりのため、地域の学校行事に対応した休暇制度を設けるなど就労環境の改善にも取り組んでいる。今後は、さらに持続可能な産業の推進を目指し、外国人研修生の受け入れにも取り組む考えだ。
【今後の取り組み】地域と共に成長するため教育活動に取り組む
地域と共に成長するため、SDGs に取り組む姿勢を積極的に示していく。社員に対しては、SDGs に取り組むことで実現される理想の未来について、共通認識を深めていく。さらに、地域の学校においてはワークショップを開催するなど、さまざまな「教育活動」に力を入れていきたい。
【メッセージ】常務取締役 中上 康介さん
SDGsの目標達成のために、出来ることがあれば率先して取り組むことが自社の責務。会社の成長だけでなく、社会全体が成長していくことに意味があると考えています。とりわけ中山間地域の事業者として、地域に寄り添うことは欠かせません。社員や地元住民との関係性を大切にしながら、私たちの取り組みを理解してもらえるよう努めていきます。
【企業情報】株式会社中成
自社で製材した木材を用い、一般住宅の建築からCLT工事まで手掛けている。
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株式会社中成
[創業]昭和60年
[従業員数]30名
[住所]高岡郡津野町北川4965
[電話]088-962-2158
[URL]https://k-nakasei.com/