家族と、友人と、あるいは一人で「自然の中でのんびり癒されたい」。この欲求を満たしてくれるのが今回ご紹介する、黒潮町の田園に佇むゲストハウス「加持ノ宿」。
1級建築士であるオーナー自らが古民家を改修して、今年9月にオープンしたこちらの宿。古民家の味と現代的な作りが融合した、新鮮さと居心地の良さ両方を感じられる建物となっている。写真は、築130年の重厚な梁を活かしてデザインされたリビングで、ゲストハウスならではの、他の宿泊客との交流もこの空間で楽しめる。
母屋の真横には離れがあり、広々としたおしゃれな空間を一棟借りできる(最大4人まで)。キッチンや洗濯機は自由に使用でき、コーヒーも無料。家族連れにはぴったりなお部屋。
こちらの写真は離れの寝室。夏夜にはスズムシやカエルの鳴き声など、自然の声を聴きながら夢の中に。母屋には5部屋の客室があり、シングルルームが1泊3700円~と低価格で宿泊できるのもゲストハウスならではの良さ。
母屋には作品を展示するギャラリースペースがあり、地域や文化のコミュニティスペースとしての機能も。今後は、染め職人の染物や、写真家の作品など、様々なアートギャラリーとして利用を予定している。
館内は窓の多い開放的な作りとなっており、周辺の田んぼや自然が窓一面に顔をだす。コスモス畑や、季節の星座など、春夏秋冬ごとに移り変わる景色がなんとも魅力的。
今度の休日は、自然の中でゆっくりと時間が流れる「加持ノ宿」で特別な体験を。