地元高知に帰ってくると、
それだけでいつもより気合いが入ります
●KSKさんは高知出身だそうで。高知に帰ってきたのはいつ以来ですか?
KSK Arita(以下K):前回のツアー以来、約1年ぶりに高知に帰ってきました。故郷でライブするのはやっぱりいいもんですね。去年はゆっくりできなかったけど、明日は1日オフなので、メンバーとひろめ市場に行きたいと思います(笑)
●ぜひ(笑) 今回のツアーではどんな収穫がありましたか?
K:まず前回のツアーに比べて、お客さんの数が格段に増えましたね。アルバムリリースがきっかけのツアーは今回が初めてなんですが、そのアルバムを聴いてくれた人が一緒に歌ってたりして、そういう風景をみるととても励みになります。
ichiro(以下i):あとツアーを通じてバンドが成熟してきていますね。やろうとしてきたことが形になってきているような手応えを感じてます。
●先ほど話に上がったアルバム「PASION」はどんな仕上がりですか?
K:今まで活動してきたことがぎゅっと凝縮したような1枚です。ライブでやってきた曲を中心に、曲調にバリエーションを付けつつレコーディングしました。だからこれを聴けば、ROCKAMENCOのことをよく分かってもらえると思います。
i:ほとんどの曲を僕が作曲してるんですが、12曲目の「Happy Monday Morning」は、ふとイントロのフレーズが浮かんで、そのままの勢いで口ずさんだらすーっと最後までいっちゃって。なんと3分半ぐらいでできた曲なんですよ! そんな風に一瞬でできる曲もあれば、2転3転しながら仕上げた曲もあったり、それぞれに違ったエネルギーが詰まっているから、そういうところも感じてもらえれば嬉しいですね。
●高知のみんなに一言お願いします!
K:高知に帰ってくると、自然といつもより気合いが入るんですよ。だから地元のみんなにこそROCKAMENCOを体感してもらいたいですね。また絶対帰ってきます!
i:このバンドには、普段の嫌なことや、めんどくさいことなんか忘れて元気になれるような、そんな力があると思います。フラメンコが好きな人やロックが好きな人、そのどちらでもない人もきっと楽しいから、ぜひ一度ライブへ遊びに来て下さい。
ロッカメンコ
2004年夏、ブルースロックギタリスト・ichiroと、フラメンコ歌手・KSK Aritaの出会いを機に活動開始。レコーディングやライブなど精力的な活動を続けながら、2007年5月に「Morena」にてメジャーデビューを果たす。ロックとフラメンコが融合した唯一無二の音楽性は、多方面から評価を集める。
1st Album「PASION」3000円・発売中
シングル曲「Morena」、「Esperanza」を含む全12曲を収録。ロックの力強さ、スピード感と、フラメンコのテイスト、パッションが詰まった楽曲が揃う。個性溢れるメンバーの演奏力にも要注目。