2008年5月号掲載 梅垣義明

高知は祭りの文化があるから
舞台の楽しみ方を知っている。
だからやってて楽しいんです


●公演名に「FINAL」と付いてますが、ワハハ本舗は解散する?
高知で初公演なのにいきなりファイナルかよ! って感じですね(笑)。ワハハ本舗全体での公演を2年に1度やってるんですが、アイデアのあるダンスを中心としたエンターテイメントはこれで最後にしようかと。だからワハハが最後ってことではないんです。みんなやっぱり舞台が好きなんで、ワハハを解散することはないですね。まあファイナルって言っときながら、結局は「ファイナル2」「ファイナル3」と続けていくような気がします。

●「満月ダンス御殿の花嫁」の意味とは?
正直僕らも分かってません。というかタイトル以外何も決まってないんです(笑)。これからみんなで作り込んでいくという段階ですね。とりあえずウェディングドレスは40着ぐらい用意してあります。使うかどうかは別ですが(笑)。でもタイトルを見て、お客さんにいろいろ想像してもらえれば嬉しいですね。

●ソロでは毎年高知に来られてますが、高知での公演の印象は?
よさこい祭りが本場の高知なので、お客さんが楽しみ方を知っているというか。だからワハハの公演もきっとはまると思うんです。僕らの公演は、お客さんにもいろんな形で参加してもらうスタイルなんですが、それはお客さん全員に楽しんでもらいたいという思いからなんです。ワハハを結成して24年経ちますが、それはずっと変わらないですね。

●では逆に変わったことって?
うーん、人数が増えたことぐらいかな。ちなみに今回の公演は総勢34名です。まあ3分の2は特に必要のない奴らですが(笑)。でも人数が多いからできることってあると思うんです。例えばダンスなんか、人数が多い方が舞台映えするし、人が多ければ多いほど面白いネタなんかもあるし。そういう意味で、昔に比べてワハハができることの幅は広がったと思います。

●7月12日の公演を心待ちにしているファンに一言お願いします。
ソロでは毎年高知に来させてもらってますが、今回はワハハ全体での初高知公演ということで楽しみにしています。当日はみんなでひろめ市場に繰り出したいなと(笑)何も考えなくても純粋に楽しい舞台にしますので、みなさんぜひ見にきて下さい!


ワハハホンポ
1984年6月、佐藤正宏・柴田理恵・久本雅美らを中心に結成。同10月、梅垣義明加入。エネルギッシュさやパワフルさ、そして、何事もまるごと楽しむポジティブ思考を信条とし、観客と一体となるステージ構成が高い人気を誇る。

「踊るショービジネス・FINAL~満月ダンス御殿の花嫁~」
7月12日(土)県民文化ホールオレンジ・S席7800円/A席6800円テレビで活躍中の久本雅美・柴田理恵ら、お茶の間でお馴染みの面々が、テレビでは絶対に放送できないネタや衣装の数々を披露。ワハハ本舗にしかできない、エンターテイメント性溢れる公演は必見だ!