さぬきうどんを高知流に昇華させた店主こだわりの麺と出汁を提供する「きよたき」

さぬきうどん きよたき

うどん土佐市

こんにちは、ライターの川﨑です!

みなさん、うどんはどれくらいの頻度で食べますか?曜日限定や、お休みの日にわざわざ食べに行くお出かけうどんも美味しいですが、日常的に食べに行くならやっぱりご近所うどんですよね?

 

今回紹介する「さぬきうどん きよたき」は家から車ですぐの場所にあるご近所さんで、一番利用しているセルフ店。もちろん近いだけでなく、美味しいから通い詰めているお店の一つです。

広い店内にはたくさんのテーブル席とゆったりお座敷

高知市から車を走らせること25分。ファミリーマート土佐市高岡北店を右折して、高速道路手前の大きい交差点を右折するとお店があります。店内は広々で、窓際のグループ用のテーブルから、センターにあるお一人様利用ができるカウンター、奥には子ども連れにも嬉しい座敷があって、子供用の椅子や食器も用意されています。

メニューは全部入口の壁に貼り付けてあります

あれこれありますが、麺の食感や、お出汁の香りが一番わかるので、初めての人にはぜひかけうどんを食べてもらいたいなと思います。というのも、やっぱり店主のこだわりが一番わかるのが「かけ」だから。元々畑違いの仕事をしていた店主ですが、店のオーナーからうどん屋を継いでほしいと言われて香川へ修行に行ったんです。修行先の香川県で得てきたうどん作りのノウハウを、高知の人の口に合うようにと進化させたうどんが、現在提供しているもの。

ブレンドはせず質の良い小麦粉だけを使うことで、つるっとした喉越しを感じる麺。また、カツオをメインに、辛味よりも甘味の残る醤油を使った出汁からは店主の細やかな思いが伝わってきて、知らず知らずのうちに胃袋を掴まれてしまいます。

さぁ今回は何うどんを紹介しようかな〜

開店時間ギリギリに並べる揚げたての天ぷら

訪れたのは開店10分前。なるだけお客さんに揚げたてを食べてもらいたいと、天ぷらのトッピングを揚げるのは開店準備の一番最後です。顔出しは嫌だと逃げる店主に代わって、天ぷらを並べるのはスタッフ・のぞみちゃん。「この子の揚げる天ぷらがピカイチながよ!」と店主も一目を置く存在です。

まずは出汁を味わうかけうどんから

やっぱりかけを食べてもらいたいと一杯目は「山かけうどん」(並500円)。カツオが効いた出汁に、たっぷりの山芋が絡んで、ずるずる〜と食べれます。トッピングは王道のエビ天(200円)とちくわ天(130円)。

エビが美味しいのはもちろんなんですが、私のNo.1はこのちくわ天!そもそも、きよたきの天ぷらは時間が経っても「なんでこんなにサクサクなが?」ってくらい軽い衣が特徴。雨や湿気で左右される衣の質感を長年の経験から水分量などを加減して、サクサクになるようにしているそうです。加えて、ちくわの中にべったりと衣があると、その食感が損なわれるので、中の衣もうっすらという気遣いがとても嬉しい。大袈裟でなく、毎回このちくわ天を選んでいます。

みんな大好き肉うどんもお忘れなく

天ぷらの衣でめっちゃテンション上がりましたが、こちらの甘辛いお肉も美味しいんです。コクのあるつゆをたっぷり吸い込んだ牛肉がモリモリの「肉うどん」(並720円)。今回はトロッと半熟が嬉しい温玉(100円)もトッピング。世代を問わず愛されるお味とボリュームで不動の店内指名1位をキープしています。

麺の味がよくわかる一杯ならしょうゆうどん

麺の食感がわかるのがかけうどんなら、麺の味がわかるのがこちらの「しょうゆうどん」(並440円)。店主厳選の出汁醤油が好きという人からの支持もあり、季節を問わず注文が入ります。トッピングには大きなカニカマ(160円)と、とり天(140円)をチョイス。どちらも食べ応えありのおかず系で、とり天1個だけでも満足感があります。

まとめ

お好みのうどんはありましたか?写真を眺めているだけで、明日またいこうかな、って思ってしまいます。開店前から駐車場で待機している人がいるほど人気店で、麺売り切れの場合は営業時間が終わる前に閉店になる日もあるほどなんですよ〜。ぜひ一度、土佐市まで足を伸ばしてみてください。重ねて言いますが、トッピングにはちくわ天をお忘れなくー!