築100年の「古民家カフェ かっぱや」で飾らない朝食を

古民家カフェ かっぱや

おでかけ香南市

こんにちは、編集課の村田です。

生粋のジブリっ子の私は将来、一軒家を持つなら絶対に古民家を買うと決めてます。
「コクリコ坂から」に出てくる家とか最高じゃないですか?
いやいや、でも「風立ちぬ」に出てきた離れも捨てがたい…。

という風に、とにかく昔の建築物が大好きなんですが、今回紹介するのは私の古民家欲を存分に満たしてくれるカフェです!

香美市岸本地区に建つ古民家

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やってきたのは高知駅から車で約40分の場所にある「古民家カフェ かっぱや」さん。

もともと岸本地区の集落活動センターとして利用していた築100年の商家を、2024年1月にリノベーションし、古民家カフェとして運営。

国道から一本外れた場所に建っているので、周りはとても静か。取材中も本を片手にコーヒーを嗜まれている方や、散歩途中の立ち寄られたおじいさんが訪れて、ほのぼのとした空気が流れていました☺️

現代×レトロ でスタイリッシュかつモダンな店内に

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店内は商家ならではの土間や畳のスペースを残しつつ、「クラッシュゲート」の家具を配置することでモダンでスタイリッシュな空間が広がっています。

かっぱや-04(このクラッシュゲートの椅子、座り心地抜群です。いつまでも座っておれます)

古民家に垢抜けた現代っぽさが加わることで、その古き良き雰囲気がさらに強調され、両方の良いとこどりしたかのような空間に仕上がっています。店主のセンスが輝きまくりですよ。

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畳の間からは中庭を見ることもできます!
春・夏には爽やかに吹き抜ける風を感じ、秋・冬には陽だまりの中でボーッとする。

これが贅沢ってやつか…と感じざるを得ません。

気になるメニュー

お店の良い雰囲気は伝わりましたでしょうか…?
そして、次に気になってくるのはやっぱりメニューですよね!

心配ご無用、こんなセンスのいい空間作りのできる店主です。
そりゃあ、もちろんオシャ〜〜〜〜〜なメニューが出てきます。

9:00〜11:00まではモーニングを提供しており、全部で2種類。
「バター」か「チーズ」食パンに何をのせるかで選べます!

今回は「チーズ」をご紹介っ💨

モーニングBセット/チーズトースト (850円)

かっぱや-05\\じゃじゃ〜ん// まぁ〜!お洒落〜!

店内とのスタイリッシュさに負けずとも劣らない、トーストがお目見えしました〜。

このお洒落さを叶える影の立役者は「もりたうつわ製作所」さんから仕入れた広い器。
シックな色合いで多くを語らず、トーストを引き立たせています。

見た目をべた褒めしてますが、もちろん味にも親指立てちゃいますよ。
分厚い食パンにいっぱいのったチーズ。
私、食パンの上のチーズは絶対に焦げていて欲しい派なんですが、見てください。この理想の焦げ感、ジャムおじさんもびっくり。
カリカリ&チーズじゅわ〜がたまりません。メープルも一緒についているので、味変にどうぞ。

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他にも、「ドルチェかがみ」さんのジェラートや「焙煎香房・古具 庵」の豆を使用したハンドドリップコーヒーなどなど、こだわりのラインナップ!

店主曰く「僕の知る限り、手の届く限りの良いものを提供しています」と。かっこいいですね〜

薬膳茶 -麗- (600円)

完全に独断と偏見なんですが…薬膳茶ってどことな〜く、健康意識高そうな方が飲んでるイメージがあって、(私には無縁だなぁ〜。まず、美味しいのかな…?)って勝手に思ってました。。

今回、店主に勧められて初めて飲んでみたんですが、すんごく飲みやすい!

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私が飲んだ「麗」はベリーのようなキュッとした酸味の後、華やかな香りが追いかけてくるような仕上がり。ピンクの色合いも美しくて、眺めながら、味わいながらしっかり飲み干しました!

他にも、馴染みのある緑茶やほうじ茶をベースに調合したものも揃えており、種類は全部で4種類。メニューに薬膳の効能も記載しているので、参考にしながら自分に合ったものを注文してみてください。

「古民家カフェ かっぱや」まとめ

古民家の歴史を感じる建物の中に広がる、モダンでスタイリッシュな空間。
ここで働かせてください!と危うく懇願するところでした。

じっくりゆったり、飾らない「もの本来の良さ」が活きたモーニングを堪能しに行ってみてください。