こんにちは、企画編集課の水野です。
日高村のフルーツトマト、美味しいですよねぇ… 今回は、そんなトマトを使った料理と、日高村をもっとPRしたい! と奮闘する移住者さんをご紹介♪
目次
国道沿いに建つ、カフェ兼お宿
その移住者さんが営むのは、トマト専門店「とまとと」。名前の通り、日高村のフルーツトマトを使ったカレーやパスタが楽しめる他、建物の2階が宿になっている、村唯一の宿泊施設です。
トマトに関するものが沢山並ぶ店内
店内は大きな窓からたっぷりの日が入る暖かい空間。タイミングが良ければ、汽車が走るところも見えちゃいます。そしてなんといっても、左手にあるツリーをイメージした棚には、トマトに関する本や資料が沢山!
トマトのお土産品も沢山並びます!(これ美味しいんですよねぇ〜)
宿泊用のお部屋
選べるお部屋は2種類から。自然に囲まれた静かで落ち着いた空間でゆっくり過ごすことができます。
- 料金
平日:3850円 休日前:3850円 - チェックイン・アウト
IN:15:00〜17:00 OUT:8:30〜10:00
移住者さんのご紹介と、オープンした理由
この方が、「とまとと」をオープンさせた小野加央里さん。
元々は東京で働いていましたが、東日本大震災をきっかけに「地域で活動できないかな」と考えるようになったそう。そんなとき、日高村の団体「日高わのわ会」の存在を知り、ボランティアに参加。高知の自然や人に感銘を受け移住、地域おこし協力隊員として活動することに!
「移住する前は、東京の会社で働きながら高知に通っていました。でも日高村には泊まるところがなくて、いつも市内まで戻って泊まっていたんです。気軽に村に来て泊まれる・そして村をもっとPRできる施設が欲しい!とおもって、2019年に仲間とオープンさせました。」
と話す小野さん。本当に日高村が大好きなのが伝わってきます。
お店で楽しめるメニュー
ラインナップはこちら。トマトメニューに加え、地元農家さんが栽培した生姜を使ったメニュー、お菓子なんかもあります。
トマトの収穫時期にしかない限定カレー
今回注文したのはフルーツトマトの収穫時期にしか出ないという「期間限定 トマトの収穫を祝うトマト祭りスパイスカリー」(1100円)。
トマトを約5個分も使用しており、ルーはもちろん、トッピングにも炒めたトマトと生のトマトを豪快にのっけています。甘みと酸味、スパイスの香りの融合はたまりません♪
「農家さんによってトマトの味が変わるように、季節でも変わります。同じメニューでも甘かったり、酸味が強かったり、毎回味が変わるのが特徴なんです」と小野さんも太鼓判。
トマトの収穫時期のみの販売になるので、気になる方は店舗に確認を。
これからの目標
地域おこし協力隊員としての任期を終えた小野さんは現在、「一般社団法人 nosson」」を仲間と設立。村の行政と連携しつつ、移住せずに1日から地域と関わることができる「いきつけいなか」というサービスを展開中なんだとか。
「『日高村=トマト村』としてのPRももちろんしていきたいですし、村を知るきっかけ、そして村外との架け橋になれるように、これからも頑張りたいです」と、新たな目標と、素敵な笑顔を見せてくれた小野さんでした♪