みずみずしくて、ジューシー! 今が旬の果物といえば、そう「新高梨」です!
今回は美味しい新高梨を求めて、(自称)美味いもんハンターもりたが高知県内有数の新高梨の産地、高知市針木地区に行ってきました♪
やってきたのは、針木から天王に抜けるまでの長~い坂道「針木峠」。
こちらの道沿いには登って降りるまでに目視できるだけでも10箇所以上の直売店が並ぶ、まさに新高梨街道なんです。
今回は、戦後間も無い頃に梨栽培をはじめ、現在針木に2箇所の直売店を構える「森本果樹園」さんにお邪魔してきました!
針木峠を上りきったカーブの南側にある「森本果樹園 針木本店」では、今回のお目当「新高梨」がズラリ!
早速1つ手に取ると、ズシッと重量感のある重みが手の平に。「あぁ、これぞ新高梨」と1年ぶりのサイズ感にちょっぴり感動しました。
新高梨は、他の梨と比べてかなり大玉で600g~大きいものだと1.5kgまで成長するものもあるのだとか。
ここで森本果樹園を営む森本さんが奥から、1.7kgサイズの新高梨を持ってきてくれました。真ん中の1k g梨と見比べると、大きさの違いが分かりやすいですね。ちなみに、
昨年は2kgのスーパージャンボ新高梨も収穫されたのだとか…
さて、それではお待ちかね! 昨日収穫したばかりの新高梨が登場☆
黄金色の新高梨をカットすると断面からジュワリと果汁が溢れでて、見るからに水分たっぷり! 周りの皮も剥けば、梨の豊かな香りが漂い、今すぐにでもかじりつきたい衝動に駆られます。
さて、それではいただきます♪ 食感は「シャキシャキ」とほんのり硬め。硬めの食感が好きな私にはピッタリ!
酸味はほとんどなく、さっぱりとした甘さが感じられます。そして何よりみずみずしさが抜群!
今回は1玉を8等分しましたが、1つでも食べ応え満点。さすが新高梨…!
ここで、森本さんご夫妻に答えていただいた「新高梨のキニナルQ&A」をご紹介します♪
Q1、今年の新高梨の特徴はどうでしょうか?
今年は玉太りが良く、大きめサイズになっています。
Q2、お家での美味しい食べ方を教えてください
冷やしすぎたら糖度が下がってしまうので、食べる30分前に冷蔵庫に入れて冷やすのがオススメです。
Q3、美味しい新高梨の見分け方を教えてください
まぁるい形の美しいもの、ひっくり返した時のお尻が綺麗なもの(写真参照)、黒ずんでおらず綺麗な色味をしたもの、ポイントはこの3つ。当店では、分かりやすいように1級品・2級品を仕分けして、店頭で販売しています♪
Q4、家で出来る新高梨を使ったアレンジを教えてください
ちょっと小ぶりなものを使ってジャムを作ったり、小さくカットしたり、すりおろして梨を真っ黒くなるまで煮詰めて飲むと喉にいいと言われていて、昔から民間療法の1つとして親しまれています。
梨の王様と名高い「新高梨」の旬は10月中旬頃まで!
旬を逃したら、来年までお預け…、今すぐ針木峠を全力ダッシュするべし☆