郊外のとんこつラーメン店「大郷」の味を高知市中心街でも味わって欲しいと昨年オープンした「らーめん九州男」。看板メニューの「とんこつらーめん」(720円)は、巨大な寸胴で豚骨と水のみで抽出した驚くほどあっさりとした味わいのスープで女性支持も高い。また、ツルッとすすれる細麺も自社で製麺するこだわりぶり。
本店と同じく、魅力的なメニューが揃う中、テーブルにはお馴染みの薬味入れが行儀よく並んでいる。手間暇かけて作る自家製・辛子高菜をはじめ、ピリ辛ダレを和えたもやしに紅生姜まで、ラーメンが運ばれて間についつい摘んでしまう人も少なくないはず。薬味というよりは、もはやトッピング並の存在感で、最初から乗せる人、途中から加える人、一旦食べ終えて替玉で味変、など我流でラーメンを楽しむスタイルだ。
ちなみに、オススメは全乗せで、高菜、もやし、キクラゲなど全ての具材が細い麺と良く絡み合い、ピリリとした辛さとコリコリしゃきしゃきとした色んな食感が感じられるのが楽しい。時々紅生姜を挟むことで、また食欲が刺激され、あれよあれよと完食してしまう。
九州から仕入れた高菜に一手間加え、オーナー秘密のレシピで作るタレを入れた「辛子高菜」は本店で販売中。まずはそのまま一口、次は好みのトッピングを…、と味変を楽しんでみて♪