クリームチーズと干し芋の絶品マリアージュ…土佐の和タルト「干菓子山」

八千萬ず

グルメ高知県中部高知市

土佐の茶菓子「和らびもち」に続き「土佐のうまいもの大賞2020」でも見事、大賞に輝いた銘菓「和の実り」を手掛けたことでも知られる「八千萬ず」。高知市神田に構えた和食店に始まり、今や全国、そして世界へとその味を広めている同店の待望の新作が登場。今回生み出したのはチーズタルト。もちろん、ただのチーズタルトではない。

昔ながらのおやつである「干し芋」をはじめ、小豆や黒ごまなど、古くから親しまれている和の食材と、洋菓子であるタルトを融合させた全く新しい和菓子、その名も「干菓子山」。

「干菓子山」に使用する干し芋は、専属の契約農家が栽培から加工まで一貫して行っており、昔ながらの製法で一つひとつ丁寧に炊き上げ作られる。クリームチーズは北海道産の生乳から作られ、濃厚でコク深く滑らかな口当たりを実現するなど、これまでの商品同様、妥協なきこだわりが垣間見える。

一般的なスイーツタルトと同様に冷やした状態で食べられるのはもちろん、レンジで温めるのもおすすめ。干し芋は生キャラメルのような風味に、クリームチーズはねっとりとした食感に変化し、さらに深いコクと香りを感じる事ができる。

干菓子山ギフト
「素材本来が持つ香りの劣化を防ぐために炭火の遠焼を再現したベイクド製法で、ゆっくりと時間をかけて焼き上げています」と語る店主の言葉の通り、口に入れた瞬間に干し芋の懐かしい風味が広がる逸品だ。

和食料理人たる発想で作られた土佐銘菓「和らびもち」「和の実り」に続き、今回もまた、古来のレシピと現代の技術、そしてこれまで培った料理人としての知見を惜しみなく注ぎ込んだ新次元の和菓子が高知に誕生した。