秋の名所、見頃を逃しがち説。
こんにちは、編集課の村田です。
前回の室戸市に引き続き、高知県が誇るまち並みをご紹介していきたいと思います!
まち歩き第一弾の室戸もよかったら一緒にご覧ください〜↓
町の歩きかた【室戸市吉良川町編】
さて、今回はまち歩きスポットとしても名高い、佐川町を散策してきました!
実はこの町、ほっとこうちの最終兵器・川村の故郷ということもあり、会社の奥底で仕事に明け暮れる彼女を引っ張り出して案内人兼モデルをしてもらいました!
目次
江戸時代から残る商家住宅や酒蔵の数々
佐川町上町地区の歴史は江戸時代に遡ります。
城下町として栄えたこの場所は伝統的な商家住宅や、400年以上の前から続く酒蔵などが多く現存。
どんな人がいたんだろう、どんな会話をしたんだろう。
かつて多くの商人が行き交い、暮らした過去の生活に思いを馳せると途端にわくわくしてきませんか?
時代が変わり、商家などが今では古き良きものになってしまいましたが、そこを活用したお店が立ち並んでいます。その中でも、川村一推しの3軒を巡ってきました!
酒蔵カフェでくつろぎ&開放のひととき
最初にご紹介するのは江戸時代に造り酒屋として栄えた「旧浜口家住宅」さん。大黒柱や網代壁など、当時のまま残された和風建築が美しいです。
話が飛ぶんですが、皆さんの中で開放感を感じる瞬間っていつですか?
村田は圧倒的に靴を脱いだ時です。(靴下も同様)
この話の流れだと、想像に難くないでしょう。
そうです、ここはお靴は脱いでねの席があります。これぞ、ニッポンスタイル。
席について商品を待っている間はスマホを置いてみてください。美しい庭園を眺めるだけの贅沢な時間。私の記事を読んでる感受性豊かな皆さんならこの良さ、共感してもらえるはずです。
さかわブランチセット(900円)
最近、カフェメニューに登場したモーニングセットは佐川町の食材を多く使用しています。
ジャム、ドレッシング、コーヒーは前のお土産売り場でも販売してます。
私はドレッシングとか気になっちゃい派なんですが、こういうところのドレッシングの美味しさって、魔法かかってますよね?
元呉服店の町屋で世界と繋がる雑貨の数々を
次に向かったのは、「雑貨と喫茶 キリン館」さん。
呉服店として活躍していた町屋を改装した店内は、様々な雑貨で溢れています。
入り口入ってすぐ目の前にはフェアトレードで仕入れた世界各国の商品が並んでいるんですが、和の造りの内装と合わさることで、和モダンな空間に。
どの商品も日常生活で利用しやすいものが多くて、一つでも家に迎えるとQOL爆上がり間違いなし。
古書バーでしっとりと田舎の夜を満喫
キリン館さんで隅々まで商品を見すぎてすっかり日が暮れてしまいました。
そうなると、夜も満喫したくなりますよね。
なんてったって、今回は川村も連れてきてるので、運転手しなくていい人がいるんですから。
最後にやってきたのは「狢藻」さん。
ありとあらゆる場所にオーナーが集めたという古書が並んでいて、選ぶのも楽しい作業。
本を片手にカウンターについて、店主と目一杯おしゃべりしてお店を後にしました。(ちなみに、ビールを飲んだのは川村でした。私も飲みたかった…無念)
「佐川町 まち歩き」まとめ
城下町ならではの商家の数々は、時代が移り変わっても堂々とした風格を放っていました。
そんな町の中にある扉を開ければ、
畳と美しい庭の中で食べるモーニング、世界と繋がる雑貨、会話と読書で世界が広がるバー
など個性豊かなお店の数々に出会えます。
歴史を紡いできた町並みの中、ゆったりと流れる時間を堪能しにいってみてください。