ヌーヴェルヴァーグに多大な影響を与えたフレンチ・ノワールの巨匠、ジャン=ピエール・メルヴィル。
善悪の両面を抱えた人間の複雑さや男たちの絆と裏切りを描き、フィルム・ノワールの確固たるスタイルを完成させた彼の作品は、ヌーヴェルヴァーグの監督のみならず、クエンティン・タランティーノ、ジョン・ウー、北野武など世界中の映画作家に影響を与え、リメイク作品も多く作られている。
今回は、アラン・ドロン主演の不朽の名作『サムライ』、初期の傑作ギャング映画『賭博師ボブ』、人間の誇りを描いた歴史的秀作『海の沈黙』、ジャン・コクトーとのコラボレーション作品『恐るべき子供たち』の4本を上映。
今も輝き続けるメルヴィル監督の世界をぜひ。
- 春の定期上映会
「ジャン=ピエール・ メルヴィル監督特集 ―ヌーヴェルヴァーグとフィルム・ノワールをつなぐ フランスの鬼才」
日程/2025年5月24日(土)、25日(日)
時間/24日 10:00~17:55、25日 10:00~18:10
場所/高知県立美術館(高知市高須353-2)
駐車場/有り
チケット/1プログラム券:前売1200円/当日1500円
問い合わせ/高知県立美術館(088-866-8000)