高知の郷土料理である「田舎ずし」を作ったことはあるだろうか?
知恵を出し合い、身近にある山菜をはじめとする山の幸を使ったお寿司。
その「田舎ずし」発祥の地である津野町で「久保川生活改善グループ」のお母さんたちに教わりながら、伝統的な田舎ずしづくりを体験してみよう!
須崎市から津野町に入って約10分の場所にある「かわうそ自然公園」。
園内にはたくさんの可愛らしいかわうそのモニュメントが♪
その「かわうそ自然公園」のすぐ隣にある「葉山の郷」が体験会場。
木の温もりを感じるどこか懐かしい館内。窓の外には緑が広がり、館内でも自然を感じられる。
まず初めは、地元お母さんたちが「田舎ずし」を紙芝居風に楽しく教えてくれる!
意外と知らなかった田舎ずしの歴史や、山菜の収穫や握るポイントなど田舎ずしができるまでの工程を説明。
説明の後は、さっそく実践スタート!
材料は柚子酢を効かした酢飯と、お母さんたちが下ごしらえをしてくれたミョウガ、椎茸、リュウキュウ、タケノコ、コンニャク。
お母さんたちのアドバイスのもと、形が崩れないように、一つひとつ丁寧に握っていく。
しそが入った甘酢に漬けておいたミョウガは、とても鮮やかな紅色♪
握るお寿司だけではなく、巻きすを使ったお寿司にも挑戦。
一晩染み込ませたたけのこは、酢飯とくっつきにくく滑りやすいので、ゆっくり丁寧に包丁を入れていく。出来上がったお寿司をお皿に盛り付けたら田舎ずしの完成♪
思わず写真を撮りたくなるような色鮮やかさ!
食卓を彩り、見た目でも楽しめる田舎ずし。
手作りの味噌を使った特製お味噌汁と一緒に召し上がれ♪
地域に根ざした郷土料理を受け継ぎ、次の世代へとつなぐため伝承活動に取り組む「土佐の料理伝承人」に選ばれている「久保川生活改善グループ」のお母さんたち。
「いつでもわたしたちは待っています! ぜひ作りに来てくださいね。」
地元の温かいおかあさんたちと一緒に高知の郷土料理に挑戦してみよう♪
※小学生は保護者同伴
現在、津野町で開催中の体験マルシェ「つのつねづね」。
津野町の人々にとって当たり前の日常(つねづね)からアイディアを重ねて、全部で16の体験メニューが期間中に津野町内のあちこちで開催されている。
詳しくは、津野町HPから「つのつねづねガイドブック」をチェック。
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