「成長し続ける企業であり続けることをここに宣言します！」、2018年度に向けた建匠の経営戦略発表会の会場に響き渡った西村社長の成長宣言。会場に集まったおよそ100企業を前にコミットメントする姿は、多くの経営陣の胸を打った。創業より7年経った今も尚、猛スピードで成長し続ける「建匠」。西村社長がナンバーワンを目指す理由とは…
建匠の実力は世界レベル
「全財産35円から年商10億円の社長に」とYAHOO！トップを賑わせるなど、2017年も快進撃を続けた西村社長。日本最大級の「LIXILメンバーコンテスト2017」の新築部門では四国エリア最優秀賞を受賞。タカショー庭空間施行コンテストでは四国唯一の銀賞（日本2位）を受賞するなど、「建匠」の実力は今や日本全国へと響き渡る。西村龍雄、現在40才、もはやそこにいるのは、創業当初35円しか持っていなかった男とはまるで思えない。「地域ナンバーワンビルダー」をスローガンに、自らハードルを高めては、それを超えるために努力し続けてきた。2018年度、建匠が目標に掲げるのは年商16億円！ 決してアクセルを緩めることはない。
常に最先端を走り続ける
ここ数年のうちに、すっかり県民にイメージ付けされた建匠ブランド。建匠の冠番組「建匠STYLE」への出演、全国放送番組「ウラマヨ」へのゲスト出演、さらには映画「サムライせんせい」でサムライ役を演じるなど、電波を通してただならぬオーラーを放つ西村社長。自身のブランディングとともに、目指してきたのは圧倒的な住宅商品の強化。ローコスト住宅からスタートした住宅商品は、888万円からのゼロエネルギー住宅、アトリエ建築家と創るデザイナーズ住宅、住宅の一角にラグジュアリーテラスを設けたリゾート住宅へと幅を広げ、今やその品質は世界レベルへと成長。現在力を入れるリゾート住宅では、マイホームにジャグジーやBBQなどができるリゾート空間を実現。その高級感からは想像しがたい低価格帯を打ち出した。「質の向上を目指すことで会社全体の技術力がアップし、低価格帯のローコスト住宅もさらに良くなる」との言葉通り、建匠の住宅のコストパフォーマンスもレベルアップ。良いものを安く提供できる環境が整うほどに、お客さまからの支持率も上がる。
社長が本当に目指すもの…
ブランド力が増せば増すほど、西村龍雄という人物が野心家に映るという人も少なくないだろう。しかし、西村社長ほど欲のない経営者は少ないのではないだろうか。社員には自分の10％も求めず、成果が遅くともぐっと堪えて自らの力で成長するのをじっと見守り続ける。また、ジャグジーは男のロマンだからと利益度外視で提供するなど、ああ見えて決して儲け主義ではない。派手に見えるリゾート住宅の提案も、両親が離婚し寂しい幼少期を過ごした西村社長の「高知の離婚率を改善したい」という想いから。「住めば住むほど自然と仲良くなれる家づくり」を目指した先に、冬でも暖房一台で家中がポカポカ、BBQやジャグジーで家族がはしゃぐ。そんな幸せな光景を具現化したまで。だからこそ、高知県民の所得でもちょっと背伸びをすれば手が出せる1580万円～という価格帯で打ち出した。
高知に恩返しするために
一方で西村社長は減り続ける日本の人口、さらに深刻な高知の人口減を危惧してある行動に出た。それは、建匠の神戸店オープン。「外貨を稼ぎ高知県に納税することが恩返しになる」と自分なりにできることを模索し、県外にお金を稼ぎに出ることを決意。「高知県にこれ以上伸びしろがないから」という理由で県外進出するというのはよく聞く話しだが、それとは少し観点が違う。西村社長の想いの出発地点は、創業当社から常にお客さまの幸せ、スタッフの幸せ、ひいては高知の幸せにある。社長も含め、建匠のスタッフに会うたびに感じる真っ直ぐな純粋さは、紛れも無く社長譲り。会社の社員らが幸せであるからこそ、感動と夢を与えられるのだ。ナンバーワンになるのが決して目的ではない、建匠に関わる多くの人たちが幸せであり続けるために、その歩みを緩めることはない。
株式会社 建匠
●設立／2010年 ●従業員数／20名
予算・こだわりから選ぶ注文住宅、分譲住宅を取り扱い。
土地情報は1000件を超える。
今春には、土佐道路のユニクロ斜め前に好立地なモデルハウスをオープン。
さらに、成長率全国ナンバー1の工務店「ヒノキヤグループ」と強力なタッグを組み、
神戸店をオープン予定。