ご家庭に必ずある○○を使って、子どもと一緒に楽しく遊ぼう!

こんにちは。ほっとこうちママ編集部ライターの甲木彩美です。
突然ですが、0・1歳児の赤ちゃんママさん! あなたは、我が子と遊ぶ時、どのような遊びをしていますか? 一言で「遊び」といっても、様々な遊びがありますよね。例えば「見立て遊び」。「見立て遊び」とは、ぬいぐるみを人物に見立てて、会話をしたり、ブロックを食べ物に見立ててままごとをしたりする遊びのこと。その他にも「ごっこ遊び」もよく聞く遊びの一つですよね。ママやパパのものまねや、おままごと、男の子であればヒーローごっこ等が該当します。今回、おすすめする遊びは、前回のコラム記事でもご紹介した「知育系遊び」です。
つい先日、親子イベントが開催されました。

KIDSZOU(キッズぞう)主催の、疑問をサクっと解決しながらママ友やパパ友をつくろう!「交流講座」
KIDSZOU(キッズぞう)を立ち上げた方は、こちらの西森美宝さん。

2023年に第一子が生まれた高知市在住の新米アラサーママさんで、フリーランスのライター兼カメラマンとしてご活躍されながら、高知県立大学大学院で、子育て支援の研究や、親子イベントの企画などを行うKIDSZOU(キッズぞう)の代表をされています。
 
KIDSZOU(キッズぞう)は、西森さんが8年前に立ち上げ、当初は小学生向けに放課後の学習支援や、子ども会のような地域活動をメインに行っていたそうです。現在は子育てに関する取材や研究、子育てママ当事者として、西森さん自身が興味や関心を持っていることや、課題と感じている実体験をもとに、未就学児の親子向けイベントの企画をされています。
 
「交流講座」イベントは、高知市のまちづくりファンドの助成金を活用して、毎月、0歳~1歳児のママやパパの疑問を、各分野の専門家に答えてもらうイベントです。当イベントの目的は、ママやパパの子育てへの不安感や孤立感を軽減するために、子育ての専門家や、同世代のママやパパとつながることだそうです。
 
本年11月、西森さんから「交流講座」の講師としてお声がけいただき、0歳~1歳児のママやパパに、ご家庭に必ずといっていいほどある物を使って、子どもと一緒に楽しく遊ぶ、遊び方を紹介してきました。
 
開催場所は、鴨田ふれあいセンター和室。高知市西部健康福祉センター2階。

ご家庭に必ずといっていいほどある物って何だと思いますか?
 
 
 
 
答えは、以下の生活用品です。
生活用品が遊び道具になるの?と驚かれる方もいると思いますが、遊び方を工夫することによって、子どもたちが夢中になって遊ぶ道具に変身!
今回は生活用品の中でも
○スポンジ
○ヘアゴム
○洗濯ばさみ
それらを使って楽しく遊びながら、脳の前頭葉と頭頂葉と呼ばれる部位に働きかけて、しっかりと脳を刺激し、働きかけ、鍛えていく遊びです。
 
頭頂葉と言われる脳の部位は、体性感覚や視覚・聴覚などを統合して認知することで、物体の識別や空間認知に関わります。例えば、「地図を読む能力」にも空間認知力が大きく影響しているのです。そんな頭頂葉や前頭葉を鍛える遊びを取り入れる事で、どんな効果があるのか? とにかく手指を多く使う遊びを取り入れているので、巧緻性(手指を上手に使う能力)の向上につながります。その他にも、集中力が持続するようになったり、落ち着いて人の話を聞く事ができるようになります。また、遊びの中で、「ちょうだい」、「はい、どうぞ」のやりとりも取り入れましたが、ほとんどのお子さんが、やりとりがしっかりとできていました。

 私に「どうぞ」と可愛い笑顔で、ヘアゴムを渡してくれたお子さんも。

 ヘアゴムや洗濯ばさみを使った遊びでは、とにかくお口に入れて噛み噛みする子がたくさん。もちろん、一通り噛んだ後は、道具に集中して遊びに没頭してくれましたよ。

今回受講されたママ達の感想は、「家にある身近な物が、おもちゃに早変わりするアイデアをたくさん教えていただけて勉強になりました」と言うお声や、様々な気づきがあったそうです。ぜひ、親子で楽しみながら脳の発達をサポートしてほしいと思います。
 
なお、次回、12月に開催される、KIDSZOU(キッズぞう)主催の「交流講座」はこちら!

Xmas×絵本×国際交流の3つのテーマを合わせて開催します。

幼い頃から絵本の魅力や異文化にふれる機会を作りたいとの思いで企画したもので、絵本講師の方と高知大学の留学生が10名ほど来てくださり、にぎやかに「クリスマスの絵本」の読み聞かせや3カ国語でのリズム遊びをしてくれます。外国語なので言葉は分からないと思いますが、雰囲気やリズムを通して、赤ちゃん達も一緒に楽しめますよ。先着10名(予約制)で締め切りますので、ご興味がある方はぜひお早めに!