介護職員の平均月給(正社員※5年目の場合)も令和4年度時点で21万9273円(賞与は除き、残業・休日出勤手当・交通費・役職手当等、毎月決まって支給される金額を含みます。※出典:高知県「人材確保に係る介護事業所実態調査」)と、介護の仕事は働きやすく待遇も良好な充実した環境へと進化を遂げています。
高知県内の介護事業所職員の声を聞きました!
介護福祉士
特別養護老人ホーム ウエルプラザ洋寿荘 河野智子さん(29歳)
なりたかった介護職。スキルアップしながらずっと続けたい仕事!
中学生の時の職場体験がきっかけで介護の道へ進んだ河野さん。6年前に介護福祉士として高知県認証福祉・介護事業所であるウエルプラザ洋寿荘に入職し、食事、入浴、トイレや着替えなど、主に入居者の身体介助を行っています。早々にノーリフティングケアの取り組みを進めていた同施設では、入職当時から移乗用のボードや電動リフトなどを導入しており 「ベッド上で体勢を直したり、車椅子への移乗など、昔は2人がかりで行っていた作業を小柄な私1人でも楽にできるんですよ!」と河野さん。また、休暇への配慮や職員同士のフォロ一体制も万全で、希望次第でスキルアップ研修や資格取得への環境も整えてもらえることが、モチベーションにも繋がっています。賃金などの待遇面も充実しています。プライベートでは今年結婚し、新しい人生がスタートしました。「この先子どもができても、ずっと続けていきたい仕事です。」
ホームヘルパー
有限会社 あらたケアサービス 砂川三里さん(50歳)
ご家族のため在宅介護にこそ、ノーリフティングケアが必要だと実感
四万十市で訪問介護事業を営むあらたケアサービスでは、5年ほど前から利用者へのノーリフティングケアの提案をスタートしました。こちらで13年間ホームヘルパーとして働く砂川さんが担当している家庭では、スライディングシート(体位変換時に発生する摩擦を軽減する滑りやすい素材のシート)を利用してのおむつ交換や体勢安定などの他、電動リフトを使用した車椅子への移乗を行っています。1軒での滞在時間は約1時間、それ以外は全て家族が介護を行うため、導入当初は使用方法を教えながら実践していきました。「在宅介護でノーリフティングケアに必要なのは職員が正しい知識をもってケアすること、また実践効果をご家族にきちんと伝えること。」と砂川さん。自分達自身も元気で働き、地域の人たちと関わり合いながら生涯現役を目指しています。
介護職に興味のある方は一度相談をしてみよう!