まだまだ暑い日が続いていますね。
今回は赤ちゃんの熱中症対策について、「助産院はぐはぐ」の森木 由美子さんに、水分補給の際のポイントや、室内・屋外で過ごす際の注意点を教えていただきました。
熱中症対策|水分補給
熱中症リスクを軽減するには、まず、十分な水分摂取が大切です。授乳のリズムを守り、大人の喉が渇くタイミングを目安に、こまめに母乳やミルクを与えましょう。
授乳をすると水分不足になりがちなので、ママ自身も水分補給を大切に。遊び飲みなど、飲むことに集中しない場合は、静かな環境を整えてみてください。ベビー用のイオン飲料には糖分・塩分が含まれているので、発熱時などの脱水予防には効果的ですが、普段の水分補給には不向きです。
離乳食が始まった赤ちゃんの母乳やミルク以外の水分補給には、水や麦茶、ノンカフェインの番茶などがおすすめだそうです。
熱中症対策|室内
汗をよく吸い、薄くて通気性のよい衣服を選んだり、衣服を緩めるのが効果的とのこと。特に暑い日や高温の部屋では、エアコンを活用した適切な室温の維持も大切ですね。
熱中症対策|屋外
ベビーカーを使用する際は、日差しを遮ることに加えて、アスファルトからの照り返しにも注意が必要です。ベビーカー用の保冷シートや、照り返しガード、ベビーカー用扇風機などを使用し、暑さ対策をしましょう。
また、黒や茶色のチャイルドシートは熱を吸収しやすいので、車でおでかけする際には、車内を先に冷やしたり、布をかけておくのもおすすめだそうです。