女性の30歳〜64歳のがん死亡原因のトップとなっているのが「乳がん」。死亡者数も急速に増えており、働きざかり・子育て世代の比較的若い世代もかかる病気。仕事や子育てで忙しい時期でも、大切な家族のためにも、乳がんの知識を深めながら定期的に検診を!
今回は今注目されている「痛くない MRI乳がん検診」をご紹介。
従来のマンモグラフィ(乳房専用のX線撮影)とは違い、MRIでの撮影なので、乳房を器具で挟んだりなどの痛みが全く無く、検査着のままうつ伏せで撮影を行うので、他人に乳房を見られることも無い。精度が高く、しっかりと撮影するので、発見率が高くなっているのも人気の理由。全国で年間1000件の実績があり、高知県内では「高知赤十字病院」が初導入。
目次
検査の流れ
1.受付で問診票を提出する
▲事前に自宅に送られてくる問診票に記入し、受付にて提出。
2.医師による問診を受ける
▲担当医師が自覚症状の有無や検診歴などを丁寧に問診してくれる。
3.検査着に着替える
▲専用の検査着を受け取り、更衣室で着替える。プライバシーも安心。
4.検査開始
▲検査着のままうつ伏せで撮影。撮影時間は約20分で被爆の心配がない。
5.結果を受け取る
▲検診結果は後日自宅に郵送で送られてくる。※検診から10日前後
注目されている理由
・痛く無い!見られない!
・精度が高い。
・術後でも受けられる。
・授乳期でも受けられる。
・不妊治療の準備としても利用できる。
新しい検診、選択肢の1つとして注目を集めている。
料金と検診日時
利用料|22,000円(税込)
検診日|毎週金曜日
検診時間|15:00、15:30 ※30分前に行ってください。
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日々のセルフチェック
検診を受ける人も、受けられない人も、自分の乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房を意識して生活することが大切。
入浴やシャワー、着替えの時になどに、日頃から自分の乳房を、見て、触って、感じる習慣をつけるのがおすすめ。自分の乳房のいつもの状態を知ることで、気をつけなければいけない乳房の変化を見逃さないで。
早期発見・診断・治療につながるセルフチェックを、大切な家族のためにもぜひ!