お悩み相談|親子のコミュニケーション

キッズママ高知市土佐市

月刊誌「ほっとこうち」では、専門家や先輩ママに、ママからのお悩みに回答していただいています。今回応えていただくのは、「出張専門 助産院はぐはぐ」の森木 由美子さん。今回のお悩みはこちら…

ママからのお悩み相談|親子のコミュニケーション

赤ちゃんとどのようにコミュニケーションをとったらいいのかアドバイスをいただきたいです。(生後5か月・ママ)

新生児期からの「遊び込み」

どうして泣いているのかがわからず、不安になることもありますよね。生活の中にぜひ取り入れてみて欲しいのが、親子が一緒に遊ぶことを通じて親子の心のつながりを強くする「遊び込み」です。遊び込みをすることで、まだうまく話せない赤ちゃんとのコミュニケーションがとりやすくなります。

赤ちゃんに1番大切なのは、保護者の方から注がれる”大切で特別な存在”という愛情です。目を合わせながらどんどん話しかけてあげてください。何と声をかけていいかわからない方は、自分が好きな歌をゆっくり歌ったり、「音が鳴ってるね」「手におもちゃを握ってるね」「上手だね」など、今起こっていることを口にしてみてください。

「遊び込み」の中で、ぽんぽん、つんつんなど、触りながらやさしく刺激を与えるのもおすすめです。一緒に遊ぶことで、どんなことが好きかがわかるきっかけにもなりますし、楽しく遊ぶことで赤ちゃんの発達も自然に促されます。

おすすめのおもちゃ

遊んで楽しいおもちゃは、月齢により様々。新生児期は、音の鳴るものや色彩が鮮やかなおもちゃがおすすめです。赤ちゃんの目の前で動かしたり、触らせたり、持たせてあげてみてください。まずは、ママやパパ自身が楽しむことが大切です。

おもちゃはシンプルなものでOK。例えば、ベビーマッサージと遊び込みの会の参加者には、カラフルな「リトミックスカーフ」を配布しています。歌に合わせて動かしたり、持たせたりしています。もう少し大きくなるとおままごとの具材として遊んだり、何枚かつなげることで赤ちゃんが大好きな「無限ティッシュ」に早変わり。長く遊べるおもちゃを探してみてくださいね。

同じ響き、同じパターン、単純な動きなどを繰り返していると赤ちゃんが飽きてしまうのでは?と思うかもしれませんが、同じことを繰り返すのは、赤ちゃんにとっては安心感に繋がりますよ。

ベビーマッサージと遊び込みの会

ベビーマッサージと遊び込みの会を定期的に開催中。赤ちゃんの発達段階とあやし方、わらべ歌に合わせたスキンシップの取り方、おもちゃを使った「リング」や「リトミックスカーフ」を使った遊び方のお話が聞けます。個別相談も可能。事前予約制なので、詳しくは「助産院はぐはぐ」のInstagramをチェック。

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