年齢を重ねると見た目だけではなくて、中身の美しさも大事だなぁと最近気づき、笑う時は、極力手を添えるよう心がけている、企画開発課の栫井です。
中身が美しいの定義ってなかなか難しいですよね。
奥深さ、繊細さ、丁寧さなど、、。
それってお料理にも通ずるところがあると思うんです。
そこで今回は、高知ラーメン界のクレオパトラ、見た目も中身も美しい「藁しべ」さんのラーメンをご紹介します!
外観からもうオシャレ
高知駅から徒歩6分。白壁に差し色で赤色の屋根が目印で、ラーメン屋とは思えないお洒落な外観です。
木目調で心和む内観
壁側とキッチン側に4席ずつ、計8席のカウンター。
おしゃれでこぢんまりとした店内は、芳しい出汁の香りに包まれ、ホッと心が和みます。
琥珀色に輝く「藁しべ」のラーメンたち
定番のラーメンは4種類。腹ペコな方にはチャーシュー飯など、セットメニューもあるので合わせてご注文を。
メニューにはないですが、店主さんの気まぐれで、限定メニューも提供されます。紅生姜が乗った牛丼ラーメンや、麻婆豆腐のラーメンなど、飲食店で長年働いていた店主さんが生み出す独創性に驚かされます。
気まぐれすぎて「次いつ食べられる?」と不安になりますが、それもまた藁しべの魅力。
Instagramを要チェックです!
煮干し醤油ラーメン(900円)
今回は煮干し醤油ラーメンをチョイス。
「こだわりはなんですか?」と尋ねると、「こだわりはないんですよ〜。まぁ、食べてみてください。」と、はにかむ店主さん。
ひとまずスープをひとすくい。
ストレートな醤油の味と、昆布や魚介の旨味がじんわり広がります。
数多くの醤油を飲み比べ、店主さんが美味いと思う7種類の醤油を配合。噛むとプツンと切れる歯切れの良い麺は、10種類以上の麺を食べ比べ、特注の極細麺を使用しているのだそうです。
緻密な研究が、この美味しさを生み出していることは明らか。
「いやいや、めちゃめちゃこだわってますやん。」長らく使っていなかった関西弁が飛び出しそうになる美味しさ。
ラーメンなのにギルティ感ゼロで、最後の一滴まで完食できる一杯です。
白醤油ラーメン(900円)
人気No.1の白醤油ラーメンは、まろやかでクリアな味わいが特徴。
折り畳まれた麺、桃色のチャーシュー、澄み切ったスープ、、、。
思わずカメラを構えたくなるビジュアルです。
今回、同行してくれていた先輩がこの一杯を食べていたので、味見をさせてもらいましたが、危うく全部奪いそうに…。
おだやかな味のスープとキレイに啜れる極細麺が調和して、食べやすい。女性ファンが多いのも納得です。
「藁しべ」まとめ
見た目も味も美しい「藁しべ」のラーメン。その裏には、店主さんの絶え間ない研究と遊び心が隠れていました。
私もこのラーメンのように、中身も外見も洗練された人間になりたいものです。
ホッと温まりたいとき、美しいものを愛でたいとき、ぜひ「藁しべ」に足を運んでみてください。