夏の太陽に元気吸収されてます、編集課の村田です。
皆さんの中で「夏になってんな〜」ってラインってありますか?
村田は食欲がなくなると夏を感じるんですが、そんな体調とは裏腹に脳は肉を求めてしまうんですよね。体と脳の折り合いがつかない…と嘆くこの季節にピッタリな食材。その名も「土佐あかうし」!
そして、県民の皆さんはご存知ですよね。
あかうしは狙って食べに行かないと巡り会えないということを。
そんな問題を解決すべく、「土佐あかうし協会」がオープンしたお店をご紹介していこうと思います!
目次
帯屋町筋の一本裏手
やってきたのは高知市柳町に新しくオープンした「土佐あかうし専門店 あか」さん。
バッフォーネさんの跡地にオープンしたこちらのお店は、土佐あかうしを使用した料理がいつでも味わえる専門店なんです。
「愛」故にはじまった専門店
店長を務めるのは「生まれた時からハスキーボイス」でお馴染みのおだちさん。
可愛い「あかうし頭巾」をかぶって出迎えてくれました。ちなみに、顔のサイズぴったりの特注だそうです。笑
格好からも伝わると思いますが、「土佐あかうし」への愛がすごいんです。
寝ても覚めてもお肉が大好きだと言うおだちさんが圧倒的かつ断トツで美味しいと思ったのが、年間出荷頭数470頭の幻の和牛、高知系褐毛和種の「土佐あかうし」だったそう。
しかし、飼料の高騰や担い手不足などの影響で生産者がみるみる減少しているという現状を知り、今から約2年前、仲間と共に「土佐あかうし協会」を設立。
そこから様々な活動を経て「土佐あかうし」を発信する拠点「土佐あかうし専門店 あか」をオープンする運びとなったと教えてくれました。
目の前でライブ感満点の仕上がりを
全席カウンターのみ。中心に構えられた鉄板を囲む形で配置されているので、どの席からでも提供までの過程が見られます。
「土佐あかうし」の美しさ
ここで提供しているお肉は2〜5ヶ月熟成した土佐あかうしのみ。
熟成させることでアミノ酸が増え、旨味が何倍にも跳ね上がるのが特徴です。
では、料理をご紹介!
土佐熟成あかうし部位別ステーキ(2800円〜)
焼く前のお肉を見せてもらいました。
艶めかしい赤色、その姿は美しいという言葉がよく似合います。
まずは土佐あかうしの素材で直球勝負のステーキ。
緻密で繊細な心地良い食感と共に、軽くもコク深い肉汁が口の中に広がり、肉の旨味を存分に感じられる仕上がりです。
またお肉の隣にのった札には、部位と生産者の表記が。
「生産者さんによって、味は全然違います。その日食べた部位はもちろん、生産者さんのファンも増やしていくことが目標です」と話すおだちさんの思いがこの札に詰まっています。
生産者さんと土佐あかうしとの一期一会もぜひ楽しんでください。
ローストビーフご飯(1000円)
お次は、ローストビーフに変身!
土佐あかうしのお供は、濃厚な黄身と炊き立ての仁井田米。
どれか一つの素材を引き立てるのではなく、全てが主役級の存在感を放つ一杯はまさに口福の三位一体と言えます。
そして、さらっと「炊き立て仁井田米」とご紹介しましたが、ご覧ください。
目の前の釜で炊き立て、なんですよ。
香り高い仁井田米は土佐あかうしとの相性抜群、こればっかりは間違いないです。
ランチでも提供しているので、まずは気軽に足を運んでみてください!
「土佐あかうし専門店 あか」まとめ
おだちさんをはじめ、協会の方々の土佐あかうしへの愛がこもったお店はいかがでしたか?
土佐あかうしを主役に整えられた、ライブ感満点の店内や炊き立てご飯。
一度行ってしまえばファンになってしまうこと間違いなしです。