四万十市のゆったりとした雰囲気大好きです! 企画開発課の水野です。
今回は、四万十市で長年店を営む老舗「寿し一」さんをご紹介。
四万十市中村で長年営業
創業約75年の土佐料理店「寿し一」は、四万十市中村の大橋通にあります。
THE老舗! という雰囲気で、外の水槽には伊勢海老や貝も泳いでいます。
店の裏手に当たる国道沿いには、駐車場を完備しているので、看板を目印に駐車をしてくださいね。
いろんなシーンで親しまれる地元のオアシス
店内には、寿司を扱うお店らしく、カウンターが。奥にはテーブル席、二階には広間も完備。
夜のみの営業かと思いきや、ランチの営業も行っており「サラリーマンや家族連れ、県外の旅行客も多く訪れる」と店主さん。
昔ながらの味のある空間は、居心地バッチリです。
メニュー
そんな「寿し一」のメニューの一部をご紹介。
握りに定食、御膳、一品ものと、種類豊富なラインナップ!
創業当初は店主のお母さんが、お寿司屋さんとして始めたものの、今ではいろんなジャンルの料理を幅広く出すようになったのだとか。早速おすすめを注文。
高知のカツオのタタキ発祥は、四万十市にあり!?
出してくれたのは、自慢のお寿司と様々な種類のカツオ。それもそのはず、漁師町である四万十市中村は、高知県名物・カツオのタタキ発祥の地と言われているんです。
高知市内などでよく見るタタキは、藁でこんがり焼いたカツオに粗塩を振るスタイル。
ですが四万十市では、カツオに塩をまぶして味を馴染ませ、薬味をカツオが見えなくなるほどたっぷり乗せたものこそ「タタキ」というのだそう。
味わい方も様々で、あっさりとした「塩タタキ」、薬味に酢醤油を馴染ませた「たれタタキ」と、どちらもカツオ本来の味が引き出されていて絶品なんです!
このほか、焼き切りや刺身、カツオの皮目の湯引きなども楽しめます。
醤油や塩、事前の予約で葉ニンニクを混ぜた酢味噌「ぬた」でもいただけますよ。
自慢のお寿司もぜひ
こちらは「にぎり(並)」(1300円)。
一つひとつ丁寧に握られているので、口に入れた瞬間にフワッと口の中でほどける食感がたまりません。
もちろんネタも大きくて新鮮♪
寿し一のまとめ
さすが、老舗料理店。見事な美味しさのお料理に、私も感動しました。
店主にお話しを伺うと、「料理人歴は45年になりますが、やはり日々勉強の毎日です。一般家庭のお母さんたちから料理を教わることも未だにありますよ。まだまだ料理を研究して、美味しいものを届けられるように頑張ります」とニッコリ。
料理への情熱が、1品1品から滲み出ています。
四万十市に来たら、ぜひ足を運んでいただきたいお店です!