しっとり吸い付く黒潮町で人気のパン屋さん

Early Bird The Bread Stand

「パン」を「お米」と同じくらい身近な存在に
西澤夫妻の終わりなき挑戦

神戸では和食料理人をしていたという夫の永至さん。サーフィンをする為定期的に神戸から黒潮町へ通っていたこともあり、その繋がりで現在の自宅兼店舗を紹介してもらったのだとか。以前から都会ではなく自然の多いところに移り住みたいと思っていた西澤夫妻は、子ども2人と一緒に黒潮町へ移住。約1年かけて自分たちで店舗の改装工事を行った。「食」を限界まで突き詰めたいという職人肌の永至さんは、高知では「パン」という分野1つに絞り2019年5月に「Early Bird」を開業。「お米と同じくらい身近な存在として食卓に並ぶパン」を目指して日々研究を重ねている。今年9月からは石窯オーブンになったことで、パンの水分量がさらにアップ。耳までしっとり吸い付くような食感に進化した。朝食にパンを食べるようになったという近所の人も多く、地元の人からの差し入れや宴会など、地域交流を楽しみながら家族で黒潮町での生活を楽しんでいる。