高知市神田にある和食居酒屋「八千萬ず」が製造・販売する「和らびもち」が今注目を浴びている。
仁淀川産の沢渡茶を使ったものをはじめ、土佐備長炭焙煎珈琲で有名な「四万十珈琲」とのコラボなど、土佐ならではの厳選された素材をふんだんに使用。
それを店主自らが昔ながらの製法で練り上げる和らびもちは、ツルツル・もちもちの食感に土佐名品の風味が口に広がり香り立つ、まさに丹精込められた一品。
さらに面白いのが、一般的にわらび餅は夏の味覚と思われがちだが、この「和らびもち」には旬の食べ方があると店主は話す。
人肌より少し温いくらいに温めて食べるのが冬のそれで、ツルモチ食感だった和らびもちは、温めると口に入れた瞬間にとろ〜りとろけるように。
口どけの良さが鼻に抜ける香りをさらに引き立たせる。なるほど、これは旨い。
そんな「和らびもち」の奥深い味わいに一人ニンマリするもよし、家族や仲間とシェアしたり、「和食屋に美味しいスイーツがあるんだけど」とデートに誘ってみるもいいだろう。
もちろん、贈り物でも喜ばれること請け合い。
販売場所は「八千萬ず」店頭のほか随時拡大中で、現在は県西部の道の駅や商業施設、土日には「高知大丸」などで出張販売中。
2020年年始に行われたハワイの物産展にも出品された。
グローバルサイズの期待と注目が注がれる一切れは、今日も高知の和食屋で作られている。