ほっとこうち12月号「大人のいい店」 しば田

旬菜 しば田


上方で磨いた確かな技と ぶれない目利きを身上に 各地の素材を粋な和食へ

料理の道の第一歩は、大阪北浜の老舗料亭「花外楼」。「大変でしたよ」と修業当時を回想する大将の柴田徹さん。その後有名ホテルを経て独立し堺で15年。「新たな場所で挑戦したい」と昨年高知へ移住し店を構えた。和食一筋38年ながら、トリュフソルトやアンチョビソースなど洋食の要素も加えるのが「しば田流」。あえて高知だけにこだわらず、良い素材ならば全国各地から取り寄せる。その姿勢に、舌の肥えた関西のグルメ達と対峙してきた料理人としての矜持を見た。

しば田 料理2
「香川産黒毛和牛オリーブ牛霜降りサーロインステーキ」(税別2800円)は、醤油・麹等を熟成した山形の調味料「あけがらし」や新潟の「みどりのラー油」等で味わう。
しば田 料理
「香川産黒毛和牛オリーブ牛霜降りサーロインステーキ」(税別2800円)は、醤油・麹等を熟成した山形の調味料「あけがらし」や新潟の「みどりのラー油」等で味わう。
しば田 メイン
旬の素材を貫くためメニューは毎日書き変える。ぽん酢ジュレ等で味わう「かつをのたたきしば田風」(税別1500円)も名物。高知では希少な各地の地酒も揃う。突き出しに前菜5種盛り(税別1000円)が付く。



しば田 日本酒