こんにちは、ほっとこうちのイベント係りです。今回訪れたのは、いの町にある「紙の博物館」です。
とってもいい天気ですね。すぐ近くには、仁淀川もあります。
現在2つの企画展が開催中とのことで、それぞれご紹介していきます!
「小倉百人一首」がテーマの、ちぎり絵作品をお披露目
まずは「ちぎり絵」の展示からご紹介。毎年この時期に、「はまゆうちぎり絵の会」の西森悦子さんが企画しています。
教員時代に美術の授業の中でちぎり絵を教え、退職後も約24年に渡ってちぎり絵やお茶を教え続けているそうです。
今年は「小倉百人一首」をテーマに、土佐和紙を使って制作した作品が並んでいます。
こちらは、富士山に雪が降り積もる感動を歌った和歌が作品に反映されています。どの作品も色使いが綺麗ですね。
よく見ると丸めたり、ちぎったり、ハサミでカットしたりして、立体感が楽しい作品も。
こちらは西森さんと一緒に、小学生のお子さんたちが作った作品。
「ちぎり絵は小さな子どもからお年寄りまで、誰でも始めやすいのがいいところです」と西森さん。
色付けされている和紙を使うので、絵が苦手な方でも大丈夫なんだとか。夏休みのお家時間、ちぎり絵作りに没頭してみるのもいいですね。
紙で作った力作が大集合!「紙とあそぼう作品展」
そして、こちらは紙の博物館が開館してから、毎年開催されているという「第35回 紙とあそぼう作品展」。県内各地から寄せられた「紙」を使った力作たちが沢山ならび、展示室に入るなりびっくり!
手前の方には、国立競技場の模型もありますね。
こちらは絵からカツオが飛び出してきた臨場感ある作品! なかなかの大物を釣り上げています(笑)
とっても大きな「多幸やき」もありました。ハチマキを巻いたタコが可愛い♪
「タコでご多幸を♡」というタイトルで、パワーと幸運をもらえそうな作品。
どれも素晴らしい作品ですが、中でも私のお気に入りはこちら! 「給食、大すき!」というタイトルで、小学校の生徒さんたちの作品。
カレーに唐揚げ、揚げパンなど、給食の人気メニューは昔から変わらないようですね。私も全部大好きです(笑)
美味しそうな色のナポリタン…とっても上手で、お腹が空いてきました。
紙を切ったり、捻ったりいろんな工夫が見て取れます。
こちらはなんと、5才のお子さんが子ども向けの番組をみて、「自分も!」と作り始めたという作品。
花や絵の具で紙を染め、ちぎって貼って…手が込んでいて感動です。
こちらの展示は、全部で131点もの繊細な作品や、ダイナミックな作品など、見ているだけで元気をもらえました♪
毎年6月に作品を募集しているそうなので、来年はお子さんが作った作品を応募してみるのも面白そうですね。
紙の博物館の入館料のみで、「小倉百人一首」と「紙とあそぼう作品展」どちらの展示も楽しめます。
8月15日(日)までの開催なので、お早めに足を運んでみてくださいね♪
入館料/大人500円、小・中・高生100円