高知会場だけの楽しい展示に注目♪
こんにちは、ほっとこうちのイベント係りです。今回は、子どもたちに大人気「ノンタン展」へ行ってきたので、さっそくレポートします!
高知市の丸ノ内にある「高知県立文学館」はご存知でしょうか? 「聞いたことはあるけど、場所はわかりません…」という20代のほっとこうちスタッフもちらほらいたので道案内から…
文学館へは、高知城・追手門の右隣にある山内一豊の銅像を目印に進みます。いつも追手筋を通る時、「この道はどこに繋がっているんだろう…」と思っていましたが文学館だったんですね!
少し歩いていくと、現れました! さっそくノンタンの仲間がお出迎えしてくれています♪ ノンタンは今年で刊行45周年なんだそうです。
ノンタン展の会場はこちら! 「文学」という少しお堅いイメージとはかけ離れた空間に、少しおどろいたイベント係りですが、入り口から可愛くてワクワク♪
なんと、高知会場限定でノンタンの絵本の世界を再現したしかけや、立体展示が楽しめるんです!
入ってすぐに、パステルカラーの「ノンタンのおうち」が目に入ります。このおうちも、高知会場限定! 身長163cmの私が入るにはすこし小さいですが、せっかくなのでお邪魔させてもらいます。
小さなおうちの中には、小さなノンタンのベッドが。優しい学芸員さんに「お布団をめくってみてくださいね」と勧められ、布団をめくってみると…
ノンタンのおねしょの跡を発見! おさかなの形になっていて、思わず笑顔になりますね。ノンタンファンならお分かりかと思いますが、「ノンタン おねしょでしょん」の世界が再現されています。
壁に貼ってある絵はマグネットになっているので、お子さんが楽しく遊ぶこともできます。細かいところまで工夫がされていてびっくり!
こちらは、ノンタンの妹・タータンが風船につかまって、雲の上まで冒険するおはなしの様子が再現されています。絵本の世界に入り込んだ気分で、タータンや風船と一緒に記念撮影が楽しめます♪ 取材に伺ったときも、お子さんがとっても気に入って撮影していていました。
ノンタンの作者・キヨノサチコさんが制作した原画のほか、ノンタンのポーズ・表情集や鉛筆画、愛用していた画材などもありました。「お子さんも見やすいように」と、少し低めに展示されています。
ノンタンの原点となる「あかんべぎつね」の原画や、病院で検査を頑張るお子さんの為に、看護師さんがキヨノさんにお願いして描いてもらったという作品も印象的でした。
そして、こちらは「ノンタン あわぷくぷくぷぷぷう」の、お風呂で泡に隠れているシーンより、めくって楽しいしかけ遊び。小さなお子さんってこういうの大好きですよね!
「この茶色い手はだれかな?」 この日は大人1人ですが、めくってみます(笑)
出てきたのは、笑顔のくまさん! お風呂嫌いのお子さんも、ノンタンたちのおかげでお風呂が楽しくなりそうですね。
ほかにも、楽しい展示が用意されているので、会場でチェックしてみてください♪
ノンタン展を楽しんだ後は、ノンタングッズもゲットしたい! 私のお気に入りは、こちらのキーホルダー。ウインクしたノンタンの表情がたまらない…
ノンタンの絵本はもちろん、ハンカチやぬいぐるみなどもありました。
そして文学館の1階には、絵本が自由に読めるスペースも。大きな木の積み木が素敵です。なんと、こちらのスペースは誰でも無料で利用可能! 夏休みのちょっとしたお出かけなどにもおすすめです。(授乳スペースもありました!)
今回おじゃました「ノンタン展」、お子さんが大喜びすること間違いなしですが、大人も大満足でした!
とっても素敵な高知限定の展示は、学芸員さんたちが考えて版元さんに相談し、実現しているんだそうで…文学館さん、すごすぎませんか?
ぜひ学芸員さんのこだわりが詰まった展示をみに文学館へ訪れてみてください♪ のんびり楽しみたい方は、平日の午前中がおすすめだそうです。
観覧料/一般500円(常設展示含む)、高校生以下・長寿手帳等お持ちの方は無料