第1回 やなせたかし文化賞受賞者展part3

香美市立やなせたかし記念館・詩とメルヘン絵本館

開催日時開催中〜2020年3月16日(月)9:30〜17:00

やなせたかし記念館 詩とメルヘン絵本館

イベント香美市

 本展最終となる第3期は、アニメーションを制作する株式会社エクラアニマルと漫画家の村岡マサヒロさんの2組をご紹介。 株式会社エクラアニマルは、30年以上にわたってテレビアニメや劇場用アニメの演出・原画・動画を中心に手がけている会社だ。アニメーション制作という地道な仕事において「子どもに見せたいアニメを、心を込めててづくりで」をモットーにし、誠実な姿勢と独自の価値観で取り組まれている。さらにオリジナルキャラクターによる市民活動も行い、だれもが楽しく社会貢献できるきっかけを生んでいる。

 本展では、これまで制作された数々の名作のなかから『フイチンさん』『かっぱのすりばち』『風のように』などをご紹介。

 2月には連動企画としてカレーパンマンの声優を務める柳沢三千代さんをお迎えした生ナレーションライブなども開催。 

 村岡マサヒロさんは高知県いの町出身の漫画家であり、現在、高知新聞夕刊にて連載中の四コマ漫画『きんこん土佐日記』では、高知の日常や時事ネタをふんだんに取り入れながらユーモラスな世界観を広げ、子どもから大人にまで人気を博している。県内各地の小学校へ出向き四コマ漫画教室を開催するなど、地域に根ざした活動を通して子ども達が自らの個性を大切にできるきっかけづくりを行っているそうだ。

 本展では、10年以上にわたって連載されている『きんこん土佐日記』から名作を厳選。さらに、本展書き下ろしの「裸眼ドローイング」なども展示している。