「赤珊瑚」の魅力に着目して、製品化を実現したパイオニアとして知られる「マサキ珊瑚」。さらに、入社2年余りでサンゴ工芸で最高名誉の高知県知事賞を受賞した期待の職人を併せてご紹介!
マサキ珊瑚について
創業は1971年。世界トップクオリティを誇る土佐沖の赤珊瑚を中心に、サンゴ原木の買い付けから企画デザイン、製造販売まで行う、宝石サンゴのトータルカンパニー。
2007年には、独自の「MASAKIブランド」を立ち上げ、海外に通用する商品展開と宝石珊瑚の現代的な価値を発信している。
山本 達也さん(やまもと たつや)
高校の芸術コースを卒業後、マサキ珊瑚に入社。
「土佐さんごまつり名作コンテスト」にて「高知県知事賞」を2年連続で獲得するなど、期待の若手職人。もともと絵を描くことが好きで、高校時代は美術部に所属。入社面接では、自身の絵画作品を持参し、圧倒的なクオリティで面接官を驚かせたのだとか!
手がけている製品とこだわり
「マサキ珊瑚」には年代の異なる5名の職人が在籍、自由な発想を大事にする環境でそれぞれが持ち味を生かして制作に励んでいる。
サンゴの原木から、精巧な下書きをもとに制作を進めていく上で、達也さんは「今までにない、サンゴの持つ可能性を表現すること」に取り組んでおり、「宝石珊瑚の加工は、全て後戻りができない引き算の工程です」と話す。
"土佐さんごまつり名作コンテスト 高知市長賞"受賞作品「やもりおばけ」。
『自分の中で、数年間構想を温めていた「リアルとかわいいの融合」を表現する作品』と達也さんは話す。
それまでの「和」のテイストから一歩踏みだし、「MASAKIブランド」は海外にも通用する現代的な宝飾品。見ていて思わずうっとりしてしまう仕上がり。
特に赤色が深い「赤珊瑚」をマサキ珊瑚は宝飾品として手がける。思わず目を引く魅力があり、高度な技術で加工されている。
購入先
- 株式会社 マサキ珊瑚
住所/高知市福井町3114 マサキ珊瑚
まとめ
達也さんは、「今後も立体彫刻の制作や、自身の感性でリアルとかわいいの融合を表現していきたいです」と話してくれた。
ぜひ、マサキ珊瑚の手がける宝石サンゴのジュエリーをHPで覗いてみよう!
さらに、高知県では伝統工芸品・特産品、職人達を紹介する「デジタルパンフレット」を配信!
挑戦している職人の一言から、職人になるまでのヒストリー、愛用者の声などを紹介。読めばあなたもきっと職人達を応援したくなるはず。ぜひ一度覗いてみて♪
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