素材や色合いを活かした、和紙の小物や雑貨も制作をはじめ、土佐和紙の魅力に触れる体験を行っているのが「土佐和紙 井上手漉き工房」。
今回は、製品や体験を通じて和紙の魅力を伝える井上手漉き工房を紹介♪
井上手漉き工房について
土佐市に工房を構える井上手漉き工房。明治時代の後半から、仁淀川の水で土佐和紙を漉く和紙作りを続けており、和紙の魅力を伝えている。
四代目 井上 みどりさん(いのうえ みどりさん)
国宝や重要文化財の補修紙を手がけ、「土佐の匠」であった義父の遺した1枚の和紙を何気なく手に取った時、「こんなに美しいものがあるのか...」と衝撃を受け、長年勤めた会社員生活にピリオドを打ち、4代目を継ぐことを決意。
手がけている製品とこだわり
従来の提灯用や障子用和紙に加えて、近年は作家やクリエイターとコラボし、和紙の素材を生かした雑貨作りも積極的に制作。また、「和」の心に触れられる和紙づくり体験も手がけている。
体験内容は、工房見学をはじめ、和紙づくり体験、抹茶とお菓子をたしなみがら土佐和紙の世界を聞けたりと盛りだくさん♪ 1名から体験することができ、本格的に土佐和紙づくりを体験できる3日間コースも用意。
井上手漉き工房の代表的な和紙でもある「柿渋紙」。耐水性や防虫効果も高い。
購入先
- 土佐和紙工房 井上手漉き工房
https://www.tosawashi-inoue.net - 体験の予約はこちら(じゃらん)
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000218306/
まとめ
『「日本人の心に通じる和紙の魅力を伝えたい」という思いがあります。和紙づくり体験はその入り口。和紙に興味を持ってもらい、人から人へ、和紙の素晴らしさが繋がっていってほしいです』と話してくれたみどりさん。
ぜひ井上手漉き工房の手がける製品や体験から、和紙の魅力、そして奥深さに触れてみよう♪
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