日本三大カルストの1つ、四国カルストの中腹にある「和紙スタジオ かみこや」。
和紙の原料栽培から行い、伝統的な和紙作りを行うオランダ人和紙作家のロギールさん。
ロギールさんの手がける、和紙の魅力を存分に伝えてくれる取り組みに触れてみよう!
工房について
江戸時代の学校である「寺子屋」から名付けられた「和紙スタジオ かみこや」。美術用紙をはじめ、インテリア・内装用紙の製造販売など手がけている。近年では、流し漉きのワークショップや、和紙に囲まれた部屋で宿泊ができるプランも始めている。
ロギール・アウテンボーガルトさん
1955年生まれのオランダハーグ市生まれ。故郷であるオランダで出会った1枚の和紙に魅せられて日本へ。全国の工房を訪ねて、高知県へ移住。
「高知の自然に囲まれた暮らし、受け継がれてきた道具や原料など、全てに和紙づくりの原点が詰まっていました。」と話すロギールさん。
手がけている製品とこだわり
無農薬・無肥料で原料を育て、四万十川源流域の水を使い、和紙を漉く。そんな伝統的な紙漉きを行い、手がけているアート作品にも「和紙に触れ、自然の美しさに目を向けてほしい」というメッセージを込められている。
和紙で作られたカトラリーレストとナプキンリング。素朴な色合いが食卓に温かみを足してくれる。
ロギールさんが和紙に出会った時に感動した美しさを詰め込んだランプシェード。その種類も様々で、素朴な風合いの和紙を通して広がる光は、眺めていると心安らぐ...。
購入先について
- 和紙スタジオ かみこや
住所/高知県高岡郡梼原町太田戸1678 - 和紙スタジオ かみこやHP
https://kamikoya-washi.com
まとめ
最後に「和紙の魅力に触れる宿泊・体験や、和紙とヨーロッパ伝統のペーパーを組み合わすなど、和紙を使った様々な表現にトライしています」と話してくれた。
ロギールさんの生み出す和紙は、建築家や伝統産業の職人とのコラボレーションなど、活動の幅がさらに広がっている。和紙に込められたメッセージを受け取ってみて♪
「和紙スタジオ かみこや」のHPはこちら!
さらに、高知県では伝統工芸品・特産品、職人達を紹介する「デジタルパンフレット」を配信!
挑戦している職人の一言から、職人になるまでのヒストリー、愛用者の声などを紹介。読めばあなたもきっと職人達を応援したくなるはず。ぜひ一度覗いてみて♪
デジタルパンフレットはこちら!
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