酢がきいちゅうレトロなゲストハウス「junos」

Junos(ユノス)

おでかけ奈半利町

短期間で県内西から東まで駆け巡り、1ヶ月の走行距離MVP有力候補、企画課の小川です。

そんな中でも印象に残っているのが、昔ながらの街並みが残るまち、奈半利町。

ほんのり海の香りが漂う奈半利町は、ごめん・なはり線の終着点。素敵な風景だけでなく、かなりディープなお店が満載。寄るだけではその魅力を知る入り口にも立ててないかもしれません。

歩いて泊まってみてください。

さて、泊まるとなるとどこに泊まるのか。せっかくなら、地元との距離が近いゲストハウスはいかがですか?

泊まれる文化拠点がオープン

今回ご紹介するのは、今年3月にオープンしたゲストハウス「junos」。

築86年の建物は、薪風呂や昭和タイルなど、元々お遍路宿だった名残を感じるレトロな雰囲気が素敵です。

高知の特産物であるゆずを使った「ゆのす」と、「柚子」の学名である、ラテン語「Citrus junos(キトルス・ユノス)」を掛け合わせた「junos」という屋号。

「酢がきいちゅう」という土佐弁のように、ちょっとアクセントの効いた、風味豊かな宿にしたいという想いも込められています。

アロマと緑が広がる空間

この宿をイメージして調香してもらったオリジナルアロマの香りと、モネの庭でセレクトした植物が出迎える1階は、レンタルスペースとしても利用可能。

明るく爽やかな空間に、思わず会話が弾んでしまいます。

2階は、杉の無垢材を使用した床にグレーの珪藻土の壁で仕上げた、最大2人で利用できるお部屋。

2名利用と言いつつ、1人で広々と贅沢に使うのもありですよ!

おすすめは「土佐のおきゃく宴会付きプラン」

ここでは、4名から予約可能な「土佐のおきゃく宴会付きプラン」があり、郷土文化である「おきゃく」を体験することも。

物据、前膳という台を使った伝統的なスタイルで、高知の宴席に欠かせない「皿鉢料理」を堪能しましょう。皿鉢やお刺身を囲めば、ゲストやスタッフとの話も弾むこと間違いなし。

「junos」まとめ

ゲストハウスの醍醐味である人との交流も、高知ならではの文化を味わいつつ、落ち着いて旅の疲れを癒すこともできる「junos」。

地元の喫茶店で高知ならではのモーニングが楽しめる、街並み散策ガイドツアーも受付中。モネの庭から一番近い宿でもあるので、モーニングを食べてからでも、早い時間からゆっくりとモネの庭を楽しむのもいいですね!