防災Q3,管路施設の耐震工事って必要?

地域のライフラインドクター® 株式会社 四国パイプクリーナー

A,必要です。下水道が壊れてしまうと、上水道が復旧しても洗濯、お風呂、トイレが長期間使えなくなってしまいます。

スタッフ 高畑 真一さん

 

私たちの暮らしを支える「ライフライン」として重要な、下水道をはじめとする様々な管路施設。高度経済成長期に整備された多くの下水道は、どんどん老朽化が進んでおり、地震が起きると破損してしまう恐れがあります。もしそうなってしまうと、上水道が復旧しても、洗濯、お風呂、トイレが長期間使えなくなってしまう事態に。管路施設の不具合を未然に防ぎ、被害を最小限に抑えるためには、日頃の点検やメンテナンス、管路施設の耐震化が大切です。また、大きな地震が発生した際には、マンホールの隆起や路面の陥没などが起こり、下水が道路上に溢れてしまうこともあります。元の生活に戻るには、下水道の調査や修繕など、速やかな復旧工事も大切です。弊社では日本下水道管路管理業協会の一員として、近年災害に見舞われた熊本県や広島県での復興支援も行っています。